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2017年 11月 1日 [ イベント ]

No.830:いよいよ来年開催!健康と福祉の祭典「ねんりんピック富山2018」

 第31回全国健康福祉祭とやま大会(ねんりんピック富山2018)が、2018年11月の開催まで1年となった。全国から60歳以上の方々を中心にあらゆる世代の人たちが集い、楽しみ、交流を深めることができる健康と福祉の総合的な祭典だ。大会の概要と、今月8日(水)に開催される1年前イベントについて紹介しよう。

●大会史上最多となる27種目開催


▲活動中の広報キャラバン隊
(平成29年10月21日(土)、
富山県民ボランティア・NPO大会にて)

 ねんりんピックの愛称で親しまれる「全国健康福祉祭」は、1988年の第1回ひょうご大会以来、毎年全国で順送りに開催され、スポーツ、文化などの交流大会をはじめ、美術展、音楽文化祭、健康福祉機器展など、さまざまなイベントを通して地域や世代を超えた交流の輪が全国に広がっている。

 来年の第31回大会「ねんりんピック富山2018」(主催:厚生労働省、富山県、一般財団法人長寿社会開発センター、共催:スポーツ庁)は「夢つなぐ 長寿のかがやき 富山から」をテーマに、平成30年11月3日(土・祝)~6日(火)、富山県で初めて開催。延べ約50万人の参加が予定されており、ねんりんピック史上最多となる27種目が、県内全15市町村を会場に開かれる。この大会で初めて開催されるのが、朝日町で行われる「ビーチボール」、入善町で行われる「カローリング」だ。特に、朝日町はビーチボール発祥の地。町にはチームも多く、また、高岡市で行われる「川柳」は、平成10年の愛知・名古屋大会以来、20年ぶりの実施となる。熱戦に注目したい。


▲あきた大会の総合閉会式

 今年9月には第30回あきた大会が開催され、富山県選手団198名が参加。総合開会式では「ねんりんピック富山2018」の横断幕を掲げて入場行進を行った。競技結果を紹介すると、団体ではサッカーがブロック優勝、ゲートボールとパークゴルフが優秀賞に輝いた。個人ではマラソン、パークゴルフで優秀賞、水泳(平泳ぎ50m)で準優勝、美術展の洋画と書で銅賞を受賞するなど健闘が目立った。あきた大会の総合閉会式には、とやま大会マスコットキャラクター「きときと君」らがステージに立ち、大会旗を引き継いだ。「きときと君」は「ねんりんピック富山2018」の機運を盛り上げるため、今年6月から広報キャラバン隊長として、県内外を駆け巡っている。

●「健康寿命日本一」を目指す富山から


▲ねんりんピック
富山2018のポスター

 県では、「健康寿命日本一」を目指し、運動習慣の定着や食生活の改善など望ましい生活習慣の確立や、健康を支える環境づくりの推進などに取り組んでいる。大会を通じて誰もが気軽にスポーツに親しむことができる環境づくりの推進や、健康づくりへの機運を高める大会を目指す。さらに、富山県は立山・黒部などの世界的な自然景観やユネスコが支援する「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟が承認された富山湾などの雄大で美しい自然や、多彩な歴史・文化、豊かな食に恵まれている。また、伝統に培われた工芸、日本海側随一を誇る工業集積など、富山の多彩な魅力を全国から参加される皆さんに発信し、富山県のファンになっていただけるような大会としたい。

●開催1年前イベントへ

 大会の機運を盛り上げようと、「ねんりんピック富山2018 開催1年前イベント」が平成29年11月8日(水)、富山県民会館ホールで開催される。この「いきいきとやま・第30回健康と長寿の祭典」では、富山大会をPRするため、秋田県から引き継いだねんりんピック大会旗のお披露目や、「きときと君」を隊長とする広報キャラバン隊に参加してPRキャンペーンを展開するねんりんピック富山2018広報サポーターの委嘱式、大会テーマソング・体操初披露などが予定されている。また、健康と長寿の祭典では、スイミングアドバイザーの岩崎恭子氏の記念講演も行われる。

 「ねんりんピック富山2018」実行委員会事務局は、「ねんりんピックは、60歳以上の方々を中心とした健康と福祉の祭典ですが、あらゆる年代の方々が楽しんでいただけるイベントが数多く開催されます。県民の皆様に楽しんでいただくとともに、全国からの多くの参加者が、富山にまた来たいと思っていただけるように、温かいおもてなしの心でお迎えできるよう、準備を進めてまいります」と話している。

問合せ
●「ねんりんピック富山2018」実行委員会事務局
TEL.076-444-2176
FAX.076-444-3203
http://nenrin-toyama2018.jp/

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