トピックス

アーカイブ

2017年 1月 11日 [ トピックス ]

No.789:富山で「天然の生け簀 富山湾鮨」、召し上がれ

 富山湾の魚がおいしい季節。寒ブリの豊漁などに浜も活気づいている。県は冬季の誘客促進を図るため、首都圏、関西圏で「富山湾鮨」をメインにしたPR事業を展開中。駅や電車内でポスターなどを掲出している。平成29年1月21日(土)・22日(日)には、大阪駅北口アトリウム広場で「今が旬!冬の美食・富山旅フェア」を開催する。富山湾鮨を食べに、冬の富山を訪れてほしい。

●富山湾鮨、電車をジャック!


▲富山の寿司店で
「天然の生け簀 富山湾鮨」を

 首都圏、関西圏の駅や電車の中で富山湾鮨のポスターをご覧いただけましたか? 首都圏では昨年末に京浜東北線や湘南新宿ラインなど6路線で車内中吊り広告を1編成丸ごとジャックし、富山湾鮨をPR。現在は、首都圏の駅やびゅうプラザなどでポスターを掲出中だ。

 関西圏では、1月6日(金)からJR大阪環状線の1編成で広告掲出がスタート。20日(金)まで中吊りのほか、ドア横ポスター、窓上・ドア上ポスターを展開している。16日(月)~22日(日)には、阪急電鉄の阪急神戸線、宝塚線、京都線の各5編成で中吊り広告を掲出。16日(月)~29日(日)には、大阪駅北口アトリウム広場の大型ビジョンなど計34面のデジタルサイネージを使って富山湾鮨と冬の富山旅をPRする。


▲富山湾鮨を目で楽しんで!
(中吊り広告・B3ワイド)

 中吊り広告やポスターには、ブリやアマエビ、ベニズワイガニ、ウマヅラハギなど旬のネタを使った富山湾鮨の写真がずらりとデザインされている。富山湾鮨ってどんな食べ物と思った人や、思わず手を伸ばして食べそうになった、生唾を飲み込んだといった人もいるかもしれない。富山湾鮨は、富山に来なければ味わえない“地魚鮨”。ぜひ冬の富山で堪能してみてはいかが。

●全貫に富山湾産の旬の寿司ネタ、県産のシャリを使用

 そもそも「富山湾鮨」とはなに? 富山湾鮨は、富山湾のキトキトの魚介と富山米を活用した寿司のことだ。平成23年に取組みがスタートし、現在県内58の寿司店が提供している。1セット10貫で固定価格を設定(2,000円、2,500円、3,000円、3,500円のいずれか。税別)。全貫に富山湾産の旬の寿司ネタ、県産のシャリを使用。富山らしい汁物を添えることや、前日までの予約には特典を付ける(小鉢一品など)といったことが決められている。

 「天然の生け簀」と称される富山湾。日本海に分布する約800種類の魚のうち、500種類が富山湾に生息するとされ、そのうち約200種類が水揚げされている。富山湾の水深は海岸近くから急激に深くなる。漁場と漁港が近く、網にかかった魚は鮮度が落ちる暇もなく港に運ばれ、市場で競りにかけられたあと出荷される。

 暖流系と冷水系の多種多様な魚を漁獲できるのが富山湾の特徴。当然、鮮度抜群、寿司ネタの種類も豊富になる。富山湾鮨をにぎる店主などからそんな富山湾の魅力や旬の寿司ネタについての説明も聞ける。美味の思い出がさらに深まるというわけだ。富山湾鮨や寿司店などの詳しい情報は、富山湾鮨のホームページ(http://www.toyamawan-sushi.jp/)へアクセスを。


▲ベニズワイガニが並び、
真紅の絨毯を敷いたよう
(新湊漁港の昼競り)

 1月21日(土)・22日(日)には、大阪駅北口アトリウム広場で「今が旬!冬の美食・富山旅フェア」を開催する。五箇山民謡・こきりこなどの伝統芸能の披露、富山県のマスコットキャラクター・きときと君によるPR、マジックショー、名産品が当たるガラポン抽選会などでイベントを盛り上げる。大型ビジョンでは、昨年、ユネスコ無形文化遺産に登録された高岡御車山祭、魚津のタテモン、城端の神明宮祭のDVD上映なども行う。

 富山県観光課では、「ポスターや富山旅フェアで富山湾鮨に興味が湧いたなら、ぜひ冬の富山へ観光にいらしてください。また、県内には新高岡駅、富山駅、黒部宇奈月温泉駅の3つの新幹線駅と、周辺にはそれぞれに自慢の観光資源があります。宇奈月温泉に宿泊し、北陸新幹線を利用して県内を周遊する方には、バス運賃などが無料になる大変お得なキャンペーンを実施中ですので、ぜひご利用を。詳しくは“冬の富山周遊キャンペーン”で検索のうえ、ホームページをご覧ください」と話している。

問合せ
●富山県観光・地域振興局 観光課
TEL.076-444-4498
FAX.076-444-4404
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1401/
http://www.info-toyama.com/

コメント

その他のトピックス

ページの先頭へもどる↑