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2015年 9月 2日 [ トピックス ]

No.722:富山で働こう!暮らそう!! UIJターン情報を発信

 北陸新幹線開業で首都圏との時間がぐっと縮まった富山県。UIJターンを希望する職務経験者を対象とした富山県職員採用試験の受験申込みの受付が8月31日から始まった。また、作成されたばかりのUターン就職ガイド「はたらくらす」や、今年5月に開所した「富山くらし・しごと支援センター」について紹介しよう。

●「職務経験者(UIJターン)」を対象にした富山県職員採用試験、実施


▲富山県庁(左)
▲富山県Uターン就職ガイド
「はたらくらす」(中央)
▲富山暮らしについて、 富山くらし・
しごと支援センターに相談を(右)

 今春開業した北陸新幹線で首都圏と富山の距離が時間的にも心理的にも縮まり、首都圏在住者に、富山に住んで働きたい、結婚や子育てしたいなどさまざまな要望が増えると期待されている。国も地方創生を最重要テーマに位置付け、地方の活性化や地方への移住・定住にも取り組んでいるところである。そこで、県では今年度、UIJターンのニーズの高まりに応え、意欲のある人材を積極的に確保するため、職員採用試験に「職務経験者(UIJターン)」枠を新たに設けた。県人事委員会では「県外の民間企業などで培った経験・ノウハウを公務に活かしてほしい」と話している。

 募集職種は行政、採用予定人員は若干名。主な職務は企画、立案、調査、相談、会計、連絡調整、学校運営業務など。

 受験資格は、①昭和31年4月2日以降に生まれた者(平成28年4月の採用時点において、60歳未満の者)、②富山県外に本社・本庁所在地を置く民間企業や公的機関などにおける職務経験が7年以上ある者、③平成27年8月31日現在で富山県外に在住の者。

 第一次試験は、教養試験<10月18日(日)、富山会場:富山県民会館(富山市新総曲輪)、東京会場:都道府県会館(東京都千代田区平河町)>、アピールシートなど(事前提出)。第二次試験は、論文試験、個別面接、適性検査<11月22日(日)予定、会場:富山市内>。

 受付は9月20日(日)まで。インターネット申込み(http://www.pref.toyama.jp/sections/0300/saiyo.html)は9月20日(日)17:15まで、持参の場合は9月18日(金)17:15まで。郵送の場合は9月20日(日)までの消印有効。富山県人事委員会のホームページ(http://www.pref.toyama.jp/sections/0300/saiyo.html)に受験案内・申込書等各様式を掲載しているので確認を。なお、アピールシートは、所要事項を記入し、9月30日(水)までに郵送または持参を。アピールシートの提出がない場合は受験することができない。

●富山県Uターン就職ガイド「はたらくらす」


▲「はたらくらす」

 県労働雇用課は、富山県出身の県外大学生に、県内で働き、暮らすことの魅力を伝えるUターン就職ガイド「はたらくらす」を作成し、配布を始めた。タイトルの「はたらくらす」は“はたらく”と“くらす”の造語。

 冒頭の“「はたらく」×「くらす」=自分”の頁では、県内で活躍する県人がUターンした理由や富山で暮らす魅力を語っている。このほか、若者の正規雇用率(全国1位)や日本海側屈指のものづくり県などのデータを示しながら働きやすさ、持ち家率(全国1位)や全国トップクラスの家計収入・可処分所得、待機児童数の少なさ、火災発生の少なさなどのデータを示しながら暮らしやすさを紹介。Uターンして県内企業で働く先輩のインタビューも掲載している。

 「はたらくらす」はA4判、オールカラー、16頁。県外の大学に進学した学生の実家に送付するほか、就職や定住イベント、富山くらし・しごと支援センターの東京有楽町オフィス、東京白山オフィス、県東京アンテナショップ・いきいき富山館などで配布。また、県労働雇用課のHP(http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1303/kj00010873.html)からダウンロードできる。

●富山くらし・しごと支援センター開所、移住相談受付

 富山暮らしをお考えの方は、ぜひ「富山くらし・しごと支援センター」に相談してほしい。NPO法人ふるさと回帰支援センター内(東京都千代田区有楽町・東京交通会館5F)に、富山への移住相談窓口(東京有楽町オフィス)が新設され、従前のUターン情報センター(東京、富山)である東京白山オフィス(東京都文京区白山・東京富山会館ビル5F)、富山オフィス(富山市桜橋通り・富山第一生命ビル3F パソナ・富山内)と相互連携し、富山での「くらし」や「しごと」の相談に応じている。

 富山暮らしの魅力や定住事例、イベント情報などを発信するほか、定住希望者から寄せられる仕事や住まい、子育て環境に関する相談対応など、富山への移住を具体的にサポートする。県地域振興課は、「東京有楽町オフィスは“くらし中心”、東京白山オフィスは“しごと中心”の窓口となっており、5月のセンター開所以来、相談に訪れる人が増えている」と話している。

 県の定住セミナーとして、「とやま暮らしセミナーin東京」が10月11日(日)と11月29日(日)にNPO法人ふるさと回帰支援センターで開かれる。富山の魅力紹介のほか、移住者体験談や個別相談会も行われる。また、「ふるさと回帰フェア 東京会場」<9月13日(日):東京国際フォーラム>、「ロングステイフェア2015」<11月21日(土):東京ビックサイト>、「JOIN移住・交流&地域おこしフェア」<平成28年1月17日(日):東京ビックサイト>には、県や県内市町村も出展する。各イベントで富山の情報をしっかり入手し、移住先として考えてみてはいかがだろう。


▲富山くらし・しごと支援センター(左)
▲「新幹線時代の定住促進ガイドブック
“富山”という暮らし方」(右)

 そして、「富山がいいなあ」と思ったなら、次は何をしようとなるわけだが、そんなときに参考になるのが、「新幹線時代の定住促進ガイドブック“富山”という暮らし方」(A4判、オールカラー、32頁:「くらしたい国、富山」推進本部制作)。STEP1“まずは情報を収集!”、STEP2“とやま暮らしを体験してみよう!”、STEP3“住まいを見つけよう!” 、STEP4“仕事を見つけよう!”と、「とやま暮らし」をはじめるまでの流れを紹介している。五箇山に移住した和紙職人、結婚を機に富山に移住し、農業の六次産業化をすすめる活動に取り組む女性などをクローズアップした「スケッチ・自分暮らし」、富山県の概況を紹介した「富山プロフィール」、富山暮らしを体験できる「生活体験施設」、富山でリ・スタイル「暮らす」「働く」などの頁も組まれている。富山の暮らしがわかる一冊。手にとって考えてみたい方は県地域振興課へ気軽に連絡を。

問い合わせ
「平成27年度富山県職員採用試験 職務経験者の受付」について
●富山県人事委員会事務局
TEL.076-444-2166、2167
FAX.076-444-5905
http://www.pref.toyama.jp/sections/0300/saiyo.html

「Uターン就職ガイド「はたらくらす」」について
●富山県商工労働部 労働雇用課
TEL.076-444-4558
FAX.076-444-4405
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1303/kj00010873.html

「富山くらし・しごと支援センター、新幹線時代の定住促進ガイドブック」について
●富山県観光・地域振興局地方創生推進室 地域振興課
TEL.076-444-4496
FAX.076-444-4561
http://toyama-teiju.jp/

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