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2015年 3月 25日 [ トピックス ]

No.700:春風に乗せて、ディープな魅力発信!『ロカルちゃ!富山』鉄道編partⅢ!

マニアックに遊ぶ、ディープな富山情報誌『ロカルちゃ!富山Vol.16 (鉄道編partⅢ)』が発行された。3月14日に開業した「北陸新幹線」「あいの風とやま鉄道」から、路面電車の新停留場や話題の観光列車まで、“鉄軌道王国 とやま”を楽しめる内容! 北陸新幹線から乗り継いで県内各地へ。桜舞う春の陽気に誘われて、新しい富山の魅力に出会う旅へ走り出そう。

●北陸新幹線に富山のものづくり技術


▲『ロカルちゃ!富山Vol.16
(鉄道編partⅢ)』の表紙ほか

 表紙を飾るのは、開業したばかりの北陸新幹線の新型車両。流線形のフロントマスクに空色と銅色の配色がなんとも格好良い!立山連峰とともにセントラム(市内電車環状線)やアイトラム(万葉線)、トロッコ電車(黒部峡谷鉄道)、アルプスエキスプレス(富山地方鉄道)など県内を走る鉄道車両も登場し、鉄道ファンにとっては、眺めているだけで幸せな気分になれるに違いない。

 巻頭は「北陸新幹線大特集!!」。最高速度260km/hで、富山と東京を最速2時間8分で結ぶ北陸新幹線の性能をはじめ、かがやき(速達タイプ)、はくたか(停車タイプ)、つるぎ(シャトルタイプ)の各列車、新幹線のファーストクラスと呼ばれるグランクラス、グリーン車、普通車の特徴などを紹介している。北陸新幹線の運転席のフロントガラスや客車の窓ガラス、ベアリング、機密ゴム、レールを固定するナット部分に富山のものづくり技術が使われている。北陸新幹線のウォッチングスポットとして、黒部宇奈月温泉駅と「世界で最も美しい湾クラブ」加盟の富山湾を一緒に撮影できる宮野運動公園(黒部市)、立山連峰を背景に眺められる呉羽山公園展望台(富山市)、散居村を一望できるクロスランドおやべ(小矢部市)を挙げている。各地を巡ってみたい。

●北陸新幹線とともに開業!「あいの風とやま鉄道」


▲「あいの風とやま鉄道」と
「万葉線(アイトラム)」の紹介ページ

 北陸新幹線の次にクローズアップしているのが、「あいの風とやま鉄道」。北陸新幹線と同時に開業した鉄道事業者で、JR西日本から経営分離された県内の北陸本線の運営を行っている。注目はワンマン運行の新型車両521系。全国の幹線鉄道では初めて、乗降客から見て山側をグリーン系、海側をブルー系と、異なった車体デザイン・カラーを採用しているという。また、あいの風とやま鉄道のほか、首都圏や近畿圏など全国相互利用可能なICカード「ICOCA」や、立山連峰、ライチョウ、チューリップ、ブリなどをモチーフにした「開業記念ヘッドマーク」などの話題も紹介している。

 高岡市と射水市を結ぶ路面電車・万葉線(アイトラム)の紹介ページでは、昨年新しくなった高岡駅の構内に乗り入れ、JR線やあいの風とやま鉄道へのアクセスがスムーズになったことや、ドラえもんのキャラクター・秘密道具が描かれたドラえもんトラムの運行、ステーションビル「クルン高岡」に高岡銅器製のドラえもんポストが設置されていることも紹介している。


▲「LRT(次世代型路面電車)」の紹介ページ

 富山の風景をスタイリッシュに演出しているのがポートラム、セントラム、サントラムのLRT(次世代型路面電車)。セントラムの紹介ページでは、北陸新幹線開業の3月14日、富山駅高架下に新停留所「富山駅」が誕生した話題をクローズアップ。新幹線駅の高架下に路面電車が直接乗り入れるのは全国でも初めてという。流線形の新幹線からモダンなデザインのLRTに乗り換えて富山市の中心部へ出かけてみてはいかがだろう。

 「世界で最も美しい湾クラブ」加盟の富山湾のシーサイドを走るJR氷見線、越中の小京都・城端や砺波平野の散居村を走るJR城端線で、今年、キハ40系を改良したコンセプト列車が両線を走る計画も紹介している。額縁風にデザインされた大きな窓枠が特徴で、沿線のダイナミックな自然景観が堪能できるという。なんとも楽しみだ。

 パリのサン・ラザール駅のような三角屋根をもつ富山地方鉄道・電鉄富山駅。ホームに並ぶアルプスエキスプレスは、工業デザイナー・水戸岡鋭治氏が内装デザインを手がけた観光列車。木をふんだんに使った温かみのあるインテリアに心も癒されそう。また、京阪電鉄生まれの観光列車・ダブルデッカーエキスプレスも紹介している。2階席をもつ列車が旅の浪漫をかき立ててくれそうだ。

●巻末に“富山の鉄道のりつぶしぬりつぶしMAP”


▲「富山の鉄道のりつぶしぬりつぶしMAP」

 『ロカルちゃ!富山』はA4判、オールカラー、12ページ。富山県首都圏本部、大阪、名古屋の県事務所、東京・有楽町の「いきいき富山館」、県内ではいきいきKAN(富山駅前CiCビル5階)、道の駅、サービスエリア、観光協会などで配布中。とやま観光ナビ(http://www.info-toyama.com/doc/loculture/)では、ウェブ版も配信。ホームページからPDFデータをダウンロードして、スマートフォン、タブレットでも楽しめる。

 富山県観光課では、「北陸新幹線開業に合わせ、鉄道編partⅢを発行しました。北陸新幹線はもちろん、県内を走る鉄道の車両情報や車体デザイン、内装や鉄道グッズなど、鉄道マニアでない方も楽しめる内容になっています。是非、鉄軌道王国とやまの魅力に触れていただきたいですね。立山黒部アルペンルート、黒部峡谷鉄道の今シーズンの営業ももうすぐ。巻末には、“富山の鉄道のりつぶしぬりつぶしMAP”を掲載しました。パンフ片手に県内の鉄道・駅を巡ってください」と話している。

 なお、『ロカルちゃ!富山Vol.16(鉄道編partⅢ)』を抽選で20名様にプレゼントします。プレゼント応募フォームに、プレゼント内容『ロカルちゃ!富山』・氏名・郵便番号・住所・メールアドレス・電話番号・記事を読んでのご感想をご記入のうえ、お送りください。<3月29日(日)締切り。発表は発送をもって代えさせていただきます。

問い合わせ
●富山県観光・地域振興局観光課
TEL.076-444-3517
FAX.076-444-4404
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1401/
http://www.info-toyama.com/

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