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2014年 1月 15日 [ トピックス ]

No.640-1:恋するフォーチュンクッキー富山県バージョン公開!

AKB48のヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」のダンス動画をご存知だろうか? 富山県バージョン(公式)がインターネットのYouTube、AKB公式サイトで公開されている。県内15市町村の主な観光地を舞台に、歌と曲に合わせて県民約900人とゆるキャラが軽快にダンス。背景の観光地もお見逃しなく。動画をきっかけに富山県に興味をもってもらい、観光地をめぐってほしい。

●観光地など62カ所でダンス! ロケ敢行、英字テロップを表示


▲ドラえもんトラム(万葉線のみなさん)

 「恋するフォーチュンクッキー」(恋チュン)は、女性アイドルグループAKB48の32枚目のシングル(平成25年8月リリース)。どこでも誰でも気軽に踊れるダンスミュージックとして全国的な盛り上がりを見せている。

 富山県バージョン(http://www.youtube.com/watch?v=-oG4uW_iqmw) (製作主体:公益社団法人富山県観光連盟、富山県ロケーションオフィス)は、2015年春の北陸新幹線開業に向け、世界中の人々に富山県を知ってもらおうと、企画された。県内の観光地など62カ所でロケを敢行し、地元の人たちのとっておきの笑顔、入善町のジャンボール三世、魚津市のミラたんなどゆるキャラのユニークなダンス、各地の自慢の風景を撮影・編集。AKB48公式動画の都道府県バージョンとしては、佐賀県、神奈川県、鳥取県に続いて4番目となる。

 昨年12月27日の公開以来、富山県バージョンの再生回数は37万回を超えている。世界にアピールするため、ロケ地の日本語テロップとともに英字テロップも表示。動画の時間は5分4秒。動画を見ながら、家族や友人と一緒に踊ってみるのも楽しい。


▲黒岩知事と石井知事が共演するイントロ

 動画のイントロは、石井知事が、恋チュンで話題になった神奈川県の黒岩知事から恋チュンの製作を勧められるシーンから。神奈川県とのつながりとして、“京浜工業地帯の父”とも呼ばれる浅野総一郎氏が富山県出身だったことも紹介されている。

 曲と踊りは、富山の空の玄関口・富山きときと空港からスタートする。空港スタッフが「きときと」(富山弁で「新鮮」の意)にふさわしく、軽快な踊りを披露している。続いて、寒ブリで有名な氷見市の新しい観光スポット・比美乃江公園展望台、国の登録有形文化財の富山城、富山駅北と岩瀬浜を結ぶLRT・ポートラム(富山ライトレール)、無垢の木材を内装に使ったアルプスエキスプレス(富山地方鉄道)などを背景に関係者が踊っている。プロバスケットボール・富山グラウジーズのダンスチーム「G.О.W」の踊りも見ごたえがある。

●県内各地で弾ける笑顔、ダンス


▲山彦遊歩道とトロッコ電車
(地元中学生のみなさん)(左)
▲黒部平(立山黒部貫光のみなさん)(右)

 歌は、高岡鋳物発祥の地、高岡市金屋町(重要伝統的建造物群保存地区)のシーンから始まる。高岡伝統産業青年会のメンバーと富山大学の学生が一緒に千本格子の町並みに佇む体操の銅像の後ろで可愛らしい踊りを披露している。海越しに立山連峰を望む雨晴海岸では、越中国守・大伴家持(おおとものやかもち)にちなんだゆるキャラ・家持くんや万葉の衣装を身につけた高岡万葉大使らが登場。背景の有磯海(女岩)<ありそうみ(めいわ)>は、「おくのほそ道の風景地」として国の名勝指定が間近だ。

 高岡市と射水市を結ぶ路面電車・万葉線のみなさんは、高岡市出身の漫画家、藤子・F・不二雄氏の代表作「ドラえもん」のキャラクターを描いたラッピング電車・ドラえもんトラムをバックに登場。全国のドラえもんファン、鉄道ファンにウケそうだ。

 恋愛のパワースポットとして知られる砺波市・庄川水記念公園の「恋鯉の宮」は恋チュンのロケ地にぴったりのスポット。庄川ゆずをモチーフにしたご当地キャラのユズ太くん、ユズ香ちゃんのカップルも出演している。

 「恋するフォーチュンクッキー」のフレーズ(サビ)では、海王丸パークを舞台に射水市のみなさんや、ゆるキャラのムズムズくんたちが踊っている。海の貴婦人・帆船海王丸と日本海側最大の斜張橋・新湊大橋のショットも絵になる風景だ。

 昨年100周年を迎えた魚津水族館は、国内に現存する最も歴史のある水族館。ブリやカンパチなどの魚が悠然と泳ぐ富山湾大水槽をバックに、魚津市の観光ボランティア「じゃんとこい」のみなさんが踊りを披露している。

 黒部峡谷の入り口、新山彦橋を渡る黒部峡谷鉄道・トロッコ電車をバックに踊る地元の中学生にも注目してほしい。AKB48の関係者から踊りが上手いと高く評価されている。

 黒部峡谷とともに大自然を満喫できる観光地、立山黒部アルペンルートでは、標高2,450mの室堂をはじめ、支柱を1本も使わないワンスパン方式としては日本一の長さ(全長1,710m)を誇る立山ロープウェイ、立山東壁や後立山連峰を望む黒部平、高さ186mの日本一のアーチ式ダム・黒部ダムなどでロケが行われた。ロープウェイを貸し切っての撮影など、迫力満点のシーンがアップされているのでチェックしたい。

 富山県ロケーションオフィスでは、「大勢の人たち、地元企業の協力によって完成したミュージックビデオ。“地元の観光地をPRできてうれしかった。楽しく踊っている姿を見てほしい”など出演者からの声や、“動画をきっかけに富山に観光に訪れた”といった旅行者の声も届いている。富山県バージョンを国内外での観光説明会などで活用し、誘客につなげたい」と話している。

問い合わせ
●富山県ロケーションオフィス(富山県観光・地域振興局観光課)
TEL.076-444-6789
FAX.076-444-4404
http://www.location-toyama.jp/

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