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2010年 7月 7日 [ イベント ]

No.462-1:北東アジアからの発信!! 8月に「富山県ものづくり総合見本市」


 “北東アジアからの発信―環境の時代を見すえた変革・創造・再発見”を総合テーマに、「富山県ものづくり総合見本市―とやまテクノフェア2010・NEAR2010」が8月5日(木)~7日(土)、富山産業展示館(テクノホール)と富山市体育文化センターを会場に開催される。富山県のものづくり企業の優れた技術や成長著しい北東アジアの企業状況を発信!

▲NEAR2008の会場風景

●とやまテクノフェア2010とNEAR2010、同時開催

 “北東アジアからの発信―環境の時代を見すえた変革・創造・再発見”を総合テーマに、「富山県ものづくり総合見本市―とやまテクノフェア2010・NEAR2010」が8月5日(木)~7日(土)、富山産業展示館(テクノホール)と富山市体育文化センターを会場に開催される。主催は、富山県、(社)富山県機電工業会、(財)富山県新世紀産業機構、日本貿易振興機構(ジェトロ)。

 日本海側随一の産業集積を誇る“ものづくり県”として知られる富山県。見本市は、これまで本県ものづくりの技術水準や産学連携成果を県内外にアピールしてきた「とやまテクノフェア」(奇数年開催)と、北東アジア地域の産業部品・材料企業の部品材料を展示し、県内外企業のビジネス機会拡大を図ってきた「NEAR(北東アジア経済交流EXPO)」(偶数年開催)を初めて同時開催するイベント。合わせて350社・団体が出展し、409ブースを開設する。同時開催により、富山、北東アジアの双方向の総合見本市として、多様なビジネス交流機会を創出し、輸出入取引の拡大を図る。従来の環日本海地域に加え、スイス・バーゼル、岐阜県、長野県、北海道からも新たな出展がみられるなど、見本市への関心の高さがうかがえる。

 「とやまテクノフェア2010」<テクノホール>には、177社・団体が出展し、232ブースを開設。機械金属や電機・電子機器などの製品・加工部品、ロボットなどの展示、大学の研究・活動展示が行われる。このほか、次世代自動車展(エコカー、EV車、ハイブリット自動車など)&試乗会、新エネルギー・環境技術、航空機産業部品展(炭素繊維材料部品など)、次世代IT、モバイル技術展など、低炭素社会に向けた特別企画展示も楽しみだ。コマツ取締役会長、日本経団連副会長の坂根正弘氏を講師に迎えた基調講演会(テーマ:コマツの経営構造改革)、専門家を迎えての「新エネルギーの取り組み」、「21世紀と電気自動車」などのセミナーも聴講したい。

 「NEAR2010」<テクノフェアの一部及び富山市体育文化センター>には、北東アジア(中国、韓国、モンゴル、ロシア沿海地方)などから過去最多となる173社・団体が177ブースを開設する。特に中国の高い経済成長に伴い、中国企業の出展が149社と多い。会場には、ジェトロが新たに実施する中国大手家電メーカーのバイヤーを迎えた輸出促進ゾーンや、米国、スイスなど最先端技術を持つ外国企業とのビジネスマッチングを支援する対日投資ゾーンも設けられる。サプライヤ-&バイヤー企業24社から高品質で安全な日本製品を購入したいと、商談希望が寄せられており、県では事前に県内企業(約2,000事業所)に商談希望エントリーシートを送付し、商談希望を取りまとめる予定だ。

●「とやま起業未来塾」修了生の新事業も紹介

 会場の賑わいづくりを目的に、スタンプラリーやセグウェイの試乗体験なども行われる。スタンプラリーでは、とやまテクノフェア2010、NEAR2010の両会場に10カ所のスタンプポイントを設置。上海万博旅行などの目玉賞品も用意されている。とやま新ビジネスおもしろ市として、テクノホールからNEAR会場への誘導路に「とやま起業未来塾」の修了生による新事業、新サービスの紹介・展示コーナーを設置。起業、新規事業を立ち上げた9企業・団体の出展を予定している。

 NEAR会場前の広場には、次世代型移動手段として注目されるセグウェイ(電動立ち乗り二輪車)の試乗コーナーも開設される。インストラクターの指導もあるので、挑戦してみたい。同広場には、環日本海諸国の遊び道具を使った「外国の遊び体験コーナー」も登場。中国のチェンズ(羽根蹴り)、韓国のユンノリ(すごろく)、モンゴルのホロル(トランプ)、ロシアのマトリョーシカが体験できる。このほか、テクノホール裏の出口付近に4カ国の民族衣装の顔出しパネルを設置し、NEAR会場方面への誘導を図る。会場内のBGMに環日本海諸国の音楽を流したり、上海万博の会場風景の映像を紹介したりもする。

 富山県商工労働部立地通商課では、「総合見本市の開催により、ものづくり富山の元気を国内外に発信します。外国製の安価で優良な部品・材料の調達、外国企業への製品・設備の販売の場としてご活用ください。海外バイヤーを招き、輸出の促進強化も図ります」と話している。


▲とやまテクノフェア2007の会場風景


問い合わせ
「とやまテクノフェア2010」について
●とやまテクノフェア実行委員会
TEL.076-442-4021
FAX.076-444-6088
http://www.t-kiden.or.jp/

「NEAR2010」について
●(財)富山県新世紀産業機構・環日本海経済交流センター
TEL.076-432-1321
FAX.076-432-1326
http://www.near21.jp/

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