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2006年 10月 11日 [ 特産品 ]

No.269-1:チューリップファン倶楽部、会員募集!


 (財)砺波市農業公社やJAとなみ野などで組織する「アグリTONAMI21」は、平成18年度の「チューリップファン倶楽部」の会員を10月23日(月)まで募集している。会員には、富山オリジナルのチューリップ球根や花束セット、となみチューリップフェアのペア招待券のプレゼント、フラワー体験ツアー参加などの特典がある。

●会員には、球根や切り花などを送付

 (財)砺波市農業公社やJAとなみ野などで組織する「アグリTONAMI21」は、平成18年度の「チューリップファン倶楽部」の会員を募集している。「チューリップファン倶楽部」は、平成18年度からの新規事業で、チューリップの球根や切り花の配布、フラワー体験ツアーなどを通して、消費者と生産者との交流を深めて生産振興を図り、球根・切り花の産地である砺波市を全国に紹介することが目的だ。

 会員になると、11月ごろに富山オリジナルの球根(5品種30球)や、12月から2月までの希望日にチューリップの花束セット(1束25本セット)が発送されるほか、春に開催される「となみチューリップフェア」のペア招待券のプレゼント、フラワー体験ツアーへの参加(生産農家の圃場見学・花摘み体験・チューリップフェア見学など)、チューリップに関する情報やイベント情報を紹介する「チューリップ通信」の送付といった特典を受けることができる。また、会員の中から抽選で10名に砺波市の特産品がプレゼントされる企画もある。(なお、2007年のフラワー体験ツアーは限定15組(1組:1〜4名)で4月21日(土)〜22日(日)の1泊2日。参加負担金として7,000円(宿泊費分)が必要(砺波のお土産付き)。砺波市までの交通費は自己負担。)

 今年度のチューリップファン倶楽部の募集人数は100名(定員を超えた場合は抽選)で、花(チューリップ)が好きな方ならどなたでも応募できる。年会費は7,000円で、球根、切り花、となみチューリップフェアのペア招待券などの特典を考えるとかなりお得。申し込みは10月23日(月)までにアグリTONAMI21事務局へ。インターネットなどで申し込める。

●コシヒカリオーナー制度も毎年実施

 アグリTONAMI21は平成2年、散居の里・砺波市の21世紀の農業と農村の在り方を考える組織として発足。主な事業として、平成4年度から実施されている「コシヒカリオーナー制度」は、都市と農村をつなぐ交流事業として好評となっている。この制度は、100平方m(30坪)を1区画として、ここで収穫された特別栽培米コシヒカリ約43kg(白米)のオーナーになるもので、毎年春にオーナーを募集している。オーナーになると、白米のほか、砺波の特産品セットが送付されたり、春と秋の農業体験ツアーへの参加ができるなどの特典がある。圃場への肥料の散布、草刈り、日常の水管理は農家で行う。特別栽培とは、農薬・化学肥料を50%以下しか使用せず、圃場に堆肥を施し、地力を高め、病害虫に強い稲を育てて、美味しい米をつくる栽培方法だ。

 農業体験ツアーでは、昔ながらの手作業による田植え、稲刈り、手打ちうどん・米粉パンづくり、農業機械の試乗など、日ごろなかなかできない農業体験や、炊きたてのごはん、郷土料理の試食会などが行われている。「田植え体験では泥まみれになったが、笑いがあり、楽しい体験ができた」、「炊きたてのごはんがとても美味しかった」などの声が毎年寄せられており、となみ野米ファンを増やしている。

 アグリTONAMI21事務局では、「今年度から初めて取り組むチューリップファン倶楽部で、会員の皆さんに砺波で栽培されたチューリップの花の魅力を感じてほしい。コシヒカリオーナー制度のように全国に砺波をアピールしたい」と話している。



問い合わせ
●アグリTONAMI21 事務局<(財)砺波市農業公社>
TEL.0763-34-0011
FAX.0763-34-0311
http://www.tapc.jp/

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