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1998年 1月 12日 [ トピックス ]

No.014-1:富山県イメージアップ賞決定!

 富山県のイメージアップに貢献した方(団体)に贈られる富山県イメージアップ賞」の受賞者に、田畑一也投手(ヤクルトスワローズ)、進藤達哉内野手(横浜ベイスターズ)、柳沢敦選手(鹿島アントラーズ)の3選手が決定した。
 この賞は、全国に通じる様々な活動により富山県民の心に夢や希望を与え、富山県のイメージアップに貢献した方(団体)に対して富山県が、感謝の気持ちを込めて顕彰するもの。平成3年度に設けられ、これまで、女優・作家の室井滋さんや「映画『草刈り十字軍』製作グループ」ら5名2団体が受賞している。
 今回受賞が決定した3選手の功績を簡単に紹介する。
 田畑一也投手は、高岡第一高校から北陸銀行、田畑建工を経て、平成4年にダイエーホークスに入団。平成7年にヤクルトスワローズに移籍、抜群の制球力と安定感を誇る先発投手として活躍中。昨シーズン、チーム最多の15勝を挙げ、ヤクルト日本一の原動力となった。また、古田捕手とのコンビで「最優秀バッテリー賞」を受賞している。勝利数、勝率でセ・リーグ2位、防御率で同3位と着実に成績を伸ばしており、来シーズンはタイトル奪取に期待がかかる。一方、富山県警一日交通部長を務めるなど、県の施策にも貢献するほか、老人ホームへの慰問など福祉活動も積極的に行っている。
 また、田畑投手とともに、県内の少年野球教室の講師を務めるなど、富山県スポーツ振興に積極的に協力している進藤達哉内野手は、昭和63年に高岡商業高校から横浜ベイスターズに入団、3年目から1軍で本格的に活躍、10年目を迎え、好打・俊足・堅守の三拍子揃ったリーグを代表する内野手として活躍している。昨シーズンは三塁手に定着、再三の好プレーでチームのセ・リーグ2位への躍進を支え、「ゴールデングラブ賞」を獲得している。
 柳沢敦選手は、平成8年に富山第一高校からJリーグ鹿島アントラーズに入団、Jリーグ新人タイ記録となる4試合連続ゴールを決めるなど、選手層の厚い同チームで1年目からその存在をアピール。柔らかいボールタッチと抜群のシュート力が魅力のストライカーで、力強い突破からゴールを奪うだけでなく、スペースを作り、味方のチャンスも引き出せるフォワードとして活躍中だ。今季リーグでは、8ゴールをマークしてアントラーズを前期優勝に導き、Jリーグ「新人王」のビックタイトルを獲得。今年度の第77回天皇杯全日本選手権においても大活躍をみせ、ワールドカップ日本代表チーム入りに期待が膨らむ。
 今回の3選手の受賞については全国に通じる著名な活躍そのものが、富山県のイメージアップにつながっていることはもちろんだが、3名それぞれトップクラスの実績をあげながらもおごることなく、富山県出身者らしい勤勉さ実直さで、さらに高いレベルを目指して努力を重ねていることが決め手となった。
 受賞式は、1月23日(金)第一ホテル東京で行われる「いきいき富山パフォーマンス'98」の冒頭で行われ、富山県知事がプレゼンテーターを務める。なお、当日は3選手とも出席する予定である。

* 問い合わせ
●富山県企画部広報課広報係
TEL 0764-44-3134

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