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2003年 1月 22日 [ イベント ]

No.110-2:宇奈月温泉で湯のぬくもりと越中おわら節の魅力にふれる


●白銀の渓谷に響き渡る花火の音

 富山県内一の温泉郷、宇奈月温泉の冬季恒例イベント「冬物語」(1月~3月)がスタートした。「雪上花火大会」や「雪のカーニバル」、「湯けむり民謡大会」に加え、今回初めて「雪見のおわら」が開催される。
 1月25日~3月1日の毎週土曜日午後8時30分から行われる「雪上花火大会」では、花火が冬の夜空に大輪の華を咲かせ、荘厳な美しさが楽しめる。山間にこだまする大音響とともに幻のように消えていく花火、舞い落ちる粉雪のはかなさが旅の思い出を深めてくれる。また宇奈月温泉駅前では、もちつき大会やもちバーベキューも開催される(2月1日(土)を除く)。
 2月1日(土)の「雪のカーニバル」は、湯の街を彩る雪像コンテストやタイマツ点火滑降、タイマツ行列、花火大会が見どころ。スキー場のゲレンデに輝く光のシュプール、ピーンと張りつめた冷気のなかにきらめくダイヤモンドダストが幻想的な世界を演出する。

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●越中おわら節の輪踊りに参加しよう  

 「雪見のおわら」は、3月8日から29日までの毎週土曜日に開催(午後4時~5時、宇奈月国際会館セレネ、入場無料、1月中の公演は終了)。越中おわら節は、富山県を代表する民謡で、哀調を帯びた胡弓の音色と優美な踊りで全国に多くのファンをもつ。雪見のおわらでは、黒部市の民謡友の会のメンバーらによる「こきりこ」「麦屋節」「越中おわら節」の披露のあと、来場者を対象にしたおわらの踊り方教室や輪踊りも行われる。来場者には指定ホテル・旅館の無料入浴券と、抽選でペア宿泊券の当たる応募券も配付される。2月8日(土)の「湯けむり民謡大会」は、北日本民謡舞踊連合会の宇奈月特別公演(午後2時開演、宇奈月国際会館セレネ大ホール、入場料1,000円)。心にしみる唄シリーズなど、多くの民謡が披露される。
 温泉のぬくもりが恋しい季節、宇奈月の湯量豊富な温泉と民謡の世界を堪能したい。

問い合わせ
●宇奈月温泉旅館協同組合
TEL 0765-62-1021
●宇奈月温泉観光協会
TEL 0765-62-1515

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