イベント

アーカイブ

2003年 2月 26日 [ イベント ]

No.112-2:「チンドンコンクール」本番に向け、素人チンドンが街を練り歩く


●プロが素人に伝えるチンドン芸

  富山市のチンドンマン育成事業でチンドンを学ぶ受講者が、3月2日、16日、30日の日曜日(13:00~15:00)に富山市の中心商店街・総曲輪、西町、中央通りを練り歩き、4月4日~6日に開催される「全日本チンドンコンクール」のPRを行う。
 富山市では、「全日本チンドンコンクール」の素人チンドンコンクール部門への参加を呼び掛けるため、チンドン太鼓・鉦のたたき方や口上の言い回し、練り歩き方などを指導する育成事業を平成9年からスタートさせた。毎年11月から3月まで、富山市民芸術創造センターで10回ほどの講座が開かれており、平成 14年度には30吊ほどが受講。参加者は50代、60代が中心で、富山市内のエンターテイメント会社に所属するプロのチンドンマンから指導を受けている。これまで同コンクールや老人ホーム、保育所で練習の成果を発表してきた。今年1月からは発表の場を広げるため、富山市の中心商店街を練り歩いており、演技力を高めて3月の街頭宣伝を迎える。素人チンドンマンたちは、多くの人たちを喜ばせることで中心商店街の賑わい創出につながればと、芸に磨きをかけている。

→写真をダウンロード(350dpi)


●昔懐かしいチンドンの音色と口上が楽しみ  

 「全日本チンドンコンクール」は富山に春の訪れを告げる吊物イベント。49回目を迎える今年は、全国からプロのチンドンマン31組、素人チンドンマン16 組が富山に集結する予定である。口上は、「ノーベル賞」、「元気は富山から」、「立山あおぐ特等席」の中から選び、演技を競う。松川に浮かんだ笹舟から演奏を披露する「幽玄ちんどん夜桜流し」や「開幕パレード」、「チンドンコンクール」、「素人チンドンコンクール」、「民謡花見踊り」などが開催される。
 「素人チンドンコンクール」には、チンドンマン育成事業で講習を受けている富山県内のチーム「まいどはや」や「おらっちゃ人生桜歌隊」、「おかめひょっとこ」が参加する。このほか、早稲田大学「早稲田ちんどん研究会」、神戸大学「神大モダン・ドンチキ」など若い世代も参加し、シニアチームと若者チームが競演。プロ顔負けの吊演技を期待したい。

問い合わせ
●富山市観光振興課
TEL076-443-2072
●第49回全日本チンドンコンクールについて/富山商工会議所ホームページ
http://www.ccis-toyama.or.jp/toyama/

コメント

その他のイベント

ページの先頭へもどる↑