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2004年 5月 5日 [ イベント ]

No.142-2:色とりどりの凧が大空を染める「越中だいもん凧まつり」


●郷土色豊かな凧の競演

 「越中だいもん凧まつり」が5月15日(土)、16日(日)、大門町の大門カイトパークで開催される。パークの広がる庄川左岸の河川敷には毎年国内外から凧愛好者が集まり、巧みな手さばきで凧を大空高く揚げる。2日間で空に舞う凧は7,000余りと、このまつりは全国の凧揚げ大会でも有数の規模を誇っている。
 26回目を迎える今年の注目は、全国有名凧揚げ競技。石川県内灘町や滋賀県八日市、東京都江戸川区など、16都府県の30団体(約200人)が参加する予定で、24畳ほどの大凧や角凧、奴凧など、郷土色豊かな凧の競演が繰り広げられる。また、3名のフランス人による凧揚げのデモンストレーションも話題。「風がなくても凧を揚げられる」といわれる自慢の腕でカラフルなスポーツカイトを自由自在に操る様子が楽しめる。
 また、毎年、まつりを盛り上げるのが、ローカル凧揚げ競技。地元の子どもや大人の大勢の参加により、大門町内の38自治会がそれぞれ1カ月ほどかけて自作した12畳ほどの角凧の表面には、武者やアニメキャラクター、ドラマの主人公、世相を映した図柄などが描かれており、地上にずらりと並んだ光景は圧巻だ。


●風をよみ、呼吸を合わせ、凧を空へと揚げる

 競技の審査のポイントとなるのが、凧を揚げるまでのチームワーク、上空での凧の安定性、図柄の出来栄えなど。風をいっぱいに受けた凧は相当の力で地上から離れようとする。風の流れをつかんで見事に舞い上がらせられるか、はたまた糸をからめて落下させるか、揚げ手たちの真剣勝負が続く。地上では美しく見えていた図柄でも、空に上がり太陽を背後にすると真っ黒に見えることもあり、勝負は舞ってみなくてはわからない。ここが凧揚げの醍醐味といえる。
 見ているだけでは物足りないという方は、会場で小さな凧が販売されているので、是非凧揚げに挑戦してみたい。空に舞う凧が感動とロマンを体感させてくれる。
 このほか、まつりでは、子どもと外国人との国際交流凧揚げ、全国有名凧揚げ競技、凧絵コンテストなどが行われる予定となっている。

問い合わせ
●大門町産業課(sangyo@town.daimon.toyama.jp)
TEL.0766-52-6961 FAX.0766-52-6976
http://www.town.daimon.toyama.jp

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