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2016年 6月 1日 [ トピックス ]

No.758:富山の上質な暮らしを発信!日本橋とやま館、いよいよオープン

 6月4日(土)、富山県の新しい首都圏情報発信拠点「日本橋とやま館」が東京・日本橋に誕生する。富山の海山の食や伝統工芸品など、デザイン性の高い商品を販売するショップや、富山のキトキトの食材を使った和食レストラン、地酒を味わえるバーラウンジ、観光交流サロンなどを備える。飛行機なら約1時間、そして北陸新幹線によって2時間余りで結ばれた東京の交通網の中心で、富山の日常の“上質な暮らし”を提案する。

●富山のライフスタイル専門店

 日本橋とやま館は、日本橋三越本店新館向かいの「日本橋大栄ビル」(東京都中央区日本橋室町1-2-6)の1階にオープンする。日本橋から銀座への目抜き通りである中央通りに面しており、日本橋界隈で観光やショッピングを楽しむ人たち、オフィスワーカーが気軽に立ち寄れる絶好の場所。大きくて華やかなショーウインドウがある路面店に、富山の「富」の文字をモチーフにした大きなログマークや白抜きのサインが印象的だ。


▲日本橋とやま館の正面 (左)
▲バーラウンジ「トヤマバー」(中央)
▲ロゴマーク(右)

 立山連峰や富山湾など豊かな自然に恵まれ、歴史・文化を育んできた富山県。豊かな食文化や伝統の技には、上質な暮らしを営むための知恵が息づいている。日本橋とやま館が発信するのは、富山の“上質なライフスタイル”。「単にモノを売るだけではなく、富山の日常の“上質なライフスタイル”を提供し、富山への誘客・移住・販路開拓などへつなげる」をコンセプトに、富山の魅力を広く発信していく。

 館内は約473㎡のワンフロア。東京・有楽町にある県アンテナショップ「いきいき富山館」の約4倍の広さとなる。ダイナミックな空間デザインに、インテリアにタテヤマスギなどの県産材や城端の絹織物・しけ絹など県内の伝統技法を取り入れ、開設のコンセプトである上質な雰囲気を醸し出させている。

 立山連峰の稜線をタテヤマスギの木の格子で描いた大壁面が迎えてくれる日本橋とやま館。館内は5つのゾーンに分かれている。「ショップフロア」では、富山の伝統工芸品や特産品、デザイン性の高い商品、食材、地酒など約600品目をラインナップ。これに加え、「交流スペース」で100品目ほどの工芸品を展示・販売する。取り扱う商品は、事前公募で富山の上質なライフスタイルを提案できる商品が選定されており、専門性を高めた品揃えが魅力だ。

 バーラウンジ「トヤマバー」では、酒蔵の象徴ともいえる大きな杉玉や壁面にディスプレイされた酒瓶、長いカウンターが目を引く。県内17の蔵元の日本酒や富山ならではのおつまみを提供。地酒3種を飲み比べできるセットメニューなどもある。木のカウンターに腰掛け、富山の清らかな水と米、蔵人たちの技から生まれたお酒を味わうひととき…日本酒ファンにはたまらない空間となるだろう。


▲富山の食材を使った
コース料理(イメージ)(左)
▲和食レストラン「富山はま作」(中央)
▲井波彫刻の欄間を飾った
観光交流サロン(右)

 和食レストラン「富山はま作」では、富山から直送された素材をふんだんに使った和食が、富山の伝統工芸品の器で賞味できる。ディナーコースやランチコースなどのコース料理も揃っており、プライベートやビジネスで利用したい。カウンターの背後の壁面には、海越しの立山連峰をイメージした「組子細工」。職人の精緻の技が冴える。高級感溢れる半個室もあり、県内企業などが商談や接待に活用できる場ともなりそうだ。

 正面エントランス横の「観光交流サロン」では、コンシェルジュが館内の総合案内や、富山の観光、定住・UIJターン情報などを提供。富山への旅行や移住などを気軽に相談できるサロンとなる。英語に対応できるスタッフが常駐し、世界に向けて富山の情報を発信する。壁には井波彫刻の欄間などを飾り、伝統工芸品をPRしていく。館内には、他にも随所に、ここに来たら「富山に行ってみたい」と思わせる工夫がなされている。富山ファンが増えそうだ。

●日本橋とやま館で富山の文化、味覚に触れ、北陸新幹線で富山へ

 日本橋は近年、大手不動産業者などにより、「日本橋再生計画」が進められている。「COREDO(コレド)日本橋」などの高層複合ビルのオープンが相次ぐなど、若者からシニアまで幅広い年齢層が楽しめる街へと変貌してきている。また、周辺には、「三重テラス」、「にほんばし島根館」、「奈良まほろば館」など他県のアンテナショップもあり、アンテナショップめぐりを楽しむこともできる。日本橋とやま館では、各ショップと連携した企画にも取り組み、地方の魅力を広く発信していく考えだ。


▲5月19日に行われた
施設完成記念式典の様子
鏡開き(左)
獅子舞(右)

 6月4日(土)は、10:15から正面入口前でオープニングセレモニーを開催。テープカットの後、10:30から営業を始める。オープン記念企画として、「富山Meets日本橋~ニューヨーク・ミラノ展示会より~」を交流スペースで開催<7月31日(日)まで>。高岡銅器や井波彫刻など、ニューヨーク・ミラノの展示会でも高い評価を得た伝統工芸品やクラフトを紹介する。

 日本橋とやま館の最寄り駅は東京メトロ・銀座線、半蔵門線で、B5出口より徒歩1分(すぐ横)。東西線「日本橋」駅のB9出口より徒歩3分。

 富山県地域振興課では、「日本橋とやま館は、富山と首都圏をつなぐ新しい拠点。タイムリーに情報や魅力を発信し、富山の日常の“上質なライフスタイル”を提案していきます。富山の食や伝統工芸などを体感できる展示・イベントも企画しています。ご来館をお待ちしています」と話している。

問合せ

●日本橋とやま館
TEL.03-6262-2723
ショップフロアTEL.03-3516-3020
和食レストランTEL.03-3516-3011
http://toyamakan.jp/

●富山県観光・地域振興局 地方創生推進室 地域振興課
TEL.076-444-3114
FAX.076-444-4561
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1400/

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