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2015年 4月 22日 [ イベント ]

No.704:今秋開催「第35回全国豊かな海づくり大会~富山大会~」、カウントダウンスタート!

 10月24日(土)・25日(日)に射水市で開催される「第35回全国豊かな海づくり大会~富山大会~」の機運を盛り上げるため、富山県庁のイメージアップコーナーにカウントダウンボードが設けられた。6月28日(日)には「日本さかな検定」が富山、高岡を会場に実施される。前日には「ととけん受検者限定 オプショナルツアー」も開催決定!県外のおさかなファン、富山湾に興味のある方、ぜひ参加を。

●神秘の海・富山湾で育まれたおいしいさかなや県民参加の森づくりをアピール


▲海上歓迎・放流行事の会場となる
海王丸パーク(左)
▲カウントダウンボード(右上)
▲児童による稚魚放流(右中央)
▲富山湾の宝石「シロエビ」(右下)

 「第35回全国豊かな海づくり大会~富山大会~」まで残り200日となった4月7日、富山県庁の正面玄関に、大会までの日数を表示するカウントダウンボードが設置された。ボードの上部では、埋没林や海底林などの「神秘の海 富山湾」、ブリやホタルイカ、シロエビ、ベニズワイガニといった「とやまの魚」などを映像で紹介。下部には立山連峰から富山平野、富山湾までの模型が設けられている。多くの海底谷(あいがめ)を有する日本屈指の深海湾・富山湾の深さが青白色から濃紺色で表現されており、富山湾沿岸の漁港の位置もよくわかる。

 3,000m級の峰々がそびえる立山連峰から水深1,000mの富山湾まで……。上記のボードからもわかるように高低差4,000mのダイナミックな地形が広がる富山県は、地球規模の水の循環を体感できるフィールド。雪をいただく山々から豊かな森、川へ、そして海へ、壮大な水の循環が、キトキトの幸を育む豊かな海「富山湾」を支えている。


▲富山湾の王者「ブリ」(左)
▲豊かな森づくり
(無花粉スギの植樹の様子)(右)

「全国豊かな海づくり大会」は、水産資源の保護・管理と湖沼・河川の環境保全の大切さを広く国民に訴えるとともに、つくり育てる漁業の推進を通じて、明日のわが国漁業の振興と発展を図ることを目的とした国民的行事であり、県内では初開催となる。

富山大会の基本理念は、県民挙げた豊かな海づくりへの取組みを推進するとともに、神秘の海・富山湾で育まれたおいしい魚や県民参加の森づくり、県が中心になって取り組んできた国際環境協力など、富山県の魅力や先駆的な活動を国内外に向けてアピールすることだ。

●帆船海王丸や新湊大橋をバックに漁船パレード

 富山大会は「海と森 つながる未来 命の輪」をテーマに掲げ、射水市の高周波文化ホールで式典行事、海王丸パークで海上歓迎・放流行事が行われる。式典行事では、豊かな海づくりに功績があった団体などの表彰、優秀作文の発表、海づくりメッセージの発信、大会決議などが予定されている。海づくりメッセージの発信では、県出身のオペラ歌手が、山、川、海にまつわる越中万葉を朗唱。定置網に見立てた会場にブリの回遊シーンが投影されるなど、幻想的な演出も見どころだ。

 海上歓迎・放流行事では、歓迎演奏、漁法紹介、漁船パレード、ヒラメとキジハタの放流などが行われる。海上歓迎・放流行事の会場となる海王丸パークは、“海の貴婦人”と呼ばれる帆船海王丸や日本海側最大級の斜張橋・新湊大橋、立山連峰を見渡せるロケーションが魅力。富山の水産業や海・森づくり活動などを紹介した企画展示、ステージイベント、特産品の販売なども楽しみ。このほか、大会に向けて、県内全市町村でリレーイベントが開催される。

 第35回全国豊かな海づくり大会 富山県実行委員会事務局では、「神秘の海・富山湾で育まれた魚介や、豊かな森、川などの魅力を全国にアピールします。富山大会のHPにおいて、大会の最新情報や昨年度に行われた稚魚放流、漁業者による植林活動、豊かな海づくり子ども教室など、豊かな海づくりに向けた取組みなども紹介しています。ぜひご覧ください!」と話している

●ととけん受検者限定 オプショナルツアー開催


▲元気とやまマスコット
「きときと君」も富山大会をPR

6月28日(日)には、国内の魚食の普及と日本人の豊かな魚食文化の継承などを目的とした「第6回日本さかな検定」(愛称:ととけん 主催:一般社団法人 日本さかな検定協会)が東京、名古屋など全国12会場で実施される。第35回全国豊かな海づくり大会富山県実行委員会が誘致し、県内では富山(富山県民会館)、高岡(ウイング・ウイング高岡)が会場になっている。両会場での受検者には富山オリジナルのお土産も用意されるので、県外からもぜひ受検に来てほしい。

検定問題は、3級(初級)、2級(中級)、1級(上級)マークシート四者択一100問。申込みはホームページ (https://www.kentei-uketsuke.com/totoken/)、もしくは専用の「払込取扱票」での郵便局から。受付は5月27日(水)まで。

検定前日の6月27日(土)には、「第35回全国豊かな海づくり大会~富山大会~」の開催を記念し、全国的に話題となったダイオウイカのスルメの見学や海王丸パーク、新湊漁港などを巡る「ととけん受検者限定 オプショナルツアー」(主催:第35回全国豊かな海づくり大会富山県実行委員会)が行われることも魅力だ。

参加対象者は、「第6回日本さかな検定」の富山・高岡会場の受検者、もしくは過去の日本さかな検定の1級合格者。富山駅発着コースと新高岡駅発着コースがあり、参加費は無料(昼食は各自負担)。定員は各コース48名で、応募多数の場合は抽選となる。

当日のスケジュールを紹介すると、富山駅発着コースは、富山駅北口発(11:10)―昼食、ダイオウイカのスルメの見学(きっときと市場・各自)―新湊漁港で昼セリ見学―海王丸パークで帆船海王丸に乗船―新湊観光船に乗船(海王丸パーク→川の駅)―散策(川の駅~内川~曳山展示)―堀岡養殖漁協―あいの風プロムナードを空中散歩―夢テラス海王―富山駅北口着(17:50)

新高岡駅発着コースは、新高岡駅発(11:05)―高岡駅(11:15)―昼食、ダイオウイカのスルメの見学(きっときと市場・各自)―新湊漁港で昼セリ見学―散策(川の駅~内川~曳山展示)―新湊観光船に乗船(川の駅→海王丸パーク) ―海王丸パークで帆船海王丸に乗船―あいの風プロムナードを空中散歩―カモンパーク道の駅新湊―高岡駅(17:40)―新高岡駅着(17:45)

帆船海王丸と新湊観光船に乗船したり、港町の風情漂う内川を散策したり、きっときと市場でダイオウイカのスルメを見学したりと、富山湾を身近に感じながら楽しい時間が過ごせる。

参加申込みは、ホームページ(http://yutakanaumi-toyama.jp/event/2015/04/post-37.html)からツアーチラシをダウンロードのうえプリントアウトし、郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号、参加希望コース名を記入して大会実行委員会事務局へFAX(076-444-3390)を。申込み受付は5月27日(水)まで。

問い合わせ
●第35回全国豊かな海づくり大会
富山県実行委員会事務局(富山県農林水産部水産漁港課内)
TEL.076-444-3121
FAX.076-444-3390
http://yutakanaumi-toyama.jp/

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