トピックス

アーカイブ

2015年 1月 21日 [ トピックス ]

No.692:映画ロケ地の情報満載、『ロカルちゃ!富山』映画編!

 富山のディープな魅力をテーマ毎に発信する観光パンフレット『ロカルちゃ!富山vol.15(映画編)』が発行された。現在公開中の映画「アオハライド」のロケ地となった富岩運河環水公園、「あなたへ」の高倉健さんらが通ったコーヒー店、「春を背負って」のロケ地となった山小屋「大汝(おおなんじ)休憩所」などを紹介。新しい富山の魅力を発見できる。『ロカルちゃ!富山』を片手に、ロケ地を訪ねてみてはいかが。

●新作・名作ずらり、映画ファン必見


▲『ロカルちゃ!富山vol.15(映画編)』
の表紙ほか

 『ロカルちゃ!富山vol.15(映画編)』では、富山を舞台にした映画やショートムービー13作品がクローズアップされている。巻頭特集の映画「アオハライド」は、高校1年生の吉岡双葉(本田翼さん)と馬淵洸(東出昌大さん)を主人公にした青春ラブストーリー。水と緑にあふれた富岩運河環水公園では、青空の下で2人がたたずみながらも、想いが切なくすれ違う印象的なシーンが撮影された。

 園内には、ビューポイントの天門橋やスターバックスコーヒー富山環水公園店などがある。映画のワンシーンを思い浮かべながらコーヒーを味わうのもいいだろう。このほか、誌面では、双葉と洸が雨宿りしたシーンに登場する高岡関野神社、夏祭りで待ち合わせするシーンが撮影された金屋町緑地公園なども紹介。金屋町での撮影では、地元のエキストラが約300人参加したという。ロケスタッフ隊に差し入れされた抹茶パフェなども紹介されている。

 大人気アニメの劇場公開最新作「ゆるゆり なちゅやちゅみ!」は、七森中「ごらく部」の4人と仲間たちがキャンプ旅行で料理や肝試しを満喫するストーリー。南砺市の閑乗寺公園・キャンプ場や散歩道、JR城端線、散居村の田園風景が広がる砺波平野などがロケ地となり、アニメで再現されている。

●立山の雄大な自然が映画を彩る


▲「春を背負って」ほか(左)
▲「あなたへ」ほか(右)

 2014年に公開された映画「春を背負って」は立山を舞台にした作品。立山の雄大な自然景観が随所に盛り込まれている。主人公の長嶺亨(松山ケンイチさん)が亡き父から受け継いだ山小屋「菫(すみれ)小屋」という設定で、大汝休憩所が登場する。標高3,000mからの360度の大パノラマが魅力で、木村大作監督は撮影が終了するまで13回もこの小屋に登ったという。誌面では、作品のタイトルバックになった朝日町舟川べりの桜並木、作品で主要シーンが撮影された豪農屋敷・内山邸や立山山麓にあるキャビネットメーカーなども紹介されている。

 昨年亡くなった高倉健さん主演の映画「あなたへ」は、射水市新湊地区や島尾海岸、富山刑務所、富山県技術専門学院などでロケが行われた。健さん扮する教務官、倉島栄二が亡き妻と一緒に流木を拾った思い出の場所として、島尾海岸が登場する。誌面では、美しい砂浜と海上にそびえる立山連峰の写真が掲載されているのでお見逃しなく。新湊・内川は教務官としてかつて制作に関わった神輿を妻と見学するため訪れた場所という設定だ。新湊曳山のシーンでは、地元の方がエキストラとして多数参加したという。このほか、健さんやスタッフが通ったコーヒー店などもピックアップされている。

●実際の古民家とアニメを見比べてみて


▲「おおかみこどもの雨と雪」ほか

 2012年公開の大ヒットアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」に登場する風景や、主人公が暮らす木造の古民家「花の家」のモデルになったのも富山だ。誌面では、「おおかみこども」が疾走するシーンなどの舞台になった称名滝やみくりが池などの写真が掲載されている。富山を代表する自然景観は圧巻だ。アニメで描かれた「花の家」と実際の古民家を見比べることもできる。外観や内部の台所、大広間、囲炉裏部屋などがいかに細密に再現されたかがわかる。「花の家」は一般公開されているので、ぜひ訪ねてみたい。

 富山は、インド映画の舞台ともなっている。2014年にインドで公開された「Work Like Fife Kumaru」(クマル、炎のように働きなさい)では、帆船・海王丸や新湊大橋、五箇山合掌造り集落などをバックに、インド映画ならではの情熱的な歌や踊りが繰り広げられた。誌面では、桜舞う春の菅沼合掌造り集落でのダンスシーンが印象的。また、昨年秋にラブコメディー「JUMBO 3D」の撮影が行われた。前作に加え、黒部峡谷鉄道や雨晴海岸など県内33カ所、作品全体の約8割が県内で撮影された。インドだけでなく、富山でも公開予定というから楽しみだ。

 『ロカルちゃ!富山』はA4判、オールカラー、12ページ。富山県首都圏本部、大阪、名古屋の県事務所、東京・有楽町の「いきいき富山館」、県内ではいきいきKAN(富山駅前CiCビル5階)、道の駅、サービスエリア、観光協会などで配布中。『ロカルちゃ!富山』ホームページ(http://www.info-toyama.com/doc/loculture)では、ウェブ版も配信。ホームページからPDFデータをダウンロードして、スマートフォン、タブレットでも楽しめる。

 富山県観光課では、「近年、県内での映画ロケが増えています。アニメから海外映画まで、名作の裏には富山があります。ロケ地を『ロカルちゃ!富山』でチェックしてください。映画のDVDの情報も紹介しました。作品鑑賞後は、県内のロケ地を探訪し、富山の新しい魅力を発見してください」と話している。

 なお、『ロカルちゃ!富山vol.15(映画編)』を抽選で20名様にプレゼントします。プレゼント応募フォームに、プレゼント内容『ロカルちゃ!富山』・氏名・郵便番号・住所・メールアドレス・電話番号・記事を読んでのご感想をご記入のうえ、お送りください。<1月25日(日)締切り。発表は発送をもって代えさせていただきます。>

問い合わせ
●富山県観光・地域振興局観光課
TEL.076-444-3517
FAX.076-444-4404
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1401/
http://www.info-toyama.com/doc/loculture

コメント

その他のトピックス

ページの先頭へもどる↑