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2014年 9月 17日 [ トピックス ]

No.675:来年3月14日(土)、北陸新幹線開業! カウントダウンスタート!!

 北陸新幹線の長野―富山・金沢間の開業日が来年3月14日(土)と決まった。あと半年を切り、ウキウキ、ワクワク感も高まるなか、運転本数などをチェックしよう! 開業日までの日数をカウントダウンする取組みも紹介。富山県庁本館2階の正面入り口には、カウントダウンボードが設置された。富山県ホームページではヘッダーアニメーションで残り日数を表示。元気とやまマスコット「きときと君」と新型車両が登場するので、ぜひアクセスを。

●東京―富山、最短2時間8分


▲歓迎セレモニーで富山駅に
停車するW7系(8月10日)(左)
▲県庁のカウントダウンボード
(9月10日の点灯式直後)(右)

 新幹線構想が浮上してから半世紀。いよいよ夢が実現する……。速達タイプの「かがやき」は東京―富山・金沢間を1日10往復し、東京―富山間を最短2時間8分で結ぶ。東京、上野(一部通過)、大宮、長野、富山、金沢駅に停車するタイプだ。停車タイプの「はくたか」は東京―富山・金沢間を1日14往復、長野―金沢間を1往復する。県内では黒部宇奈月温泉駅、富山駅、新高岡駅にすべての「はくたか」が停車する。富山―金沢間を往復するシャトルタイプの「つるぎ」は1日18往復し、中間の新高岡駅にすべて停車する。現在、JRでダイヤを詰めている段階で、詳細ダイヤの発表は開業3カ月前が見込まれる。

 北陸新幹線は、東京から長野、上越、富山、金沢、福井などの主要都市を経由し、大阪に至る約700kmのルート。1997年10月に運転を始めた東京―長野間を金沢まで延伸して、2015年3月14日(土)に開業する。新型車両として、JR西日本、東日本がW7系、E7系を共同開発した。1編成12両で、営業最高速度は260km/h。東京―富山間は現行(平均3時間26分)と比べると、大幅な時間短縮となる。年間の輸送能力(座席数)は、現在の約600万席(往復)から約1,700万席(往復)となり、臨時列車を含めると約3倍となることが見込まれ、交流人口の拡大が期待されている。

 新型車両はスピード感溢れる流線形。アイボリーホワイトを基調に、車体上部に空色、車体中央に高岡銅器などをモチーフにした銅色のラインと空色を採用。高速で走行するための造形と日本の伝統的な色使い、北陸新幹線が走行する沿線の風景を融合させ、スピード感と精悍さを表現している。なお、E7系は今年3月から長野新幹線に先行導入されている。W7系は8月1日から富山県内で試験走行を開始。8月5日には、新高岡駅、黒部宇奈月温泉駅で、10日には、富山駅で歓迎セレモニーが行われた。

●胸高鳴る!! 県庁にカウントダウンボード


▲北陸新幹線「富山県」開業PRサイトでの
カウントダウン(9月17日現在)

 9月10日、カウントダウンボードが県庁本館2階の正面入り口イメージアップコーナー西側に設置された。ボードは高さ約3m、幅約1.4mで、富山湾越しの立山連峰を背景に、オレンジ色のLEDで開業日までの残り日数を表示。「2015年春 北陸新幹線 富山へ 東京↔富山2時間8分」の文字もレイアウトされている。

 試験走行で富山駅に入ってきた新型車両W7系や最上級客室のグランクラスを紹介する写真、県内3つの新幹線駅を紹介するパネル、首都圏と富山を結ぶ路線図も展示されている。黒部宇奈月温泉駅(黒部市若栗地内)のデザインイメージは“豊富な水を湛える黒部の自然が映り込んだ駅”、富山駅(富山市明輪町地内)は“静謐(せいひつ)な雪にたたずむ木立の駅”、新高岡駅(高岡市京田・下黒田地内)は“飛越能の歴史を継承する駅”と紹介。パネルを見ていると、開業に向けて急ピッチで整備が進む新幹線駅の稼動と、新幹線開業が待ち遠しくなる。


▲きときと君と新幹線開業
PRマスコット「ぶりと君」

 富山県知事政策局(新幹線開業対策担当)では、「北陸新幹線“富山県”開業PRサイト(http://www.toyama-shinkansen.jp/)でもカウントダウンの表示を始めました。開業に向けた機運をさらに盛り上げていきたいと思います。また、首都圏の皆さんに富山県や北陸新幹線開業をPRするため、今秋から関東ローカルでミニ番組を放送します。ぜひ、来春、新幹線で富山にお越しください。そのほか、県では、県外から訪れた方に“富山に来て良かった、また訪れたい”と思っていただけるように、県民参加のおもてなし講座を今春から開講しています。富山らしいおもてなしにご期待ください」と話している。

●手を振るきときと君がカワイイと評判


▲富山県HPのヘッダー
アニメーション(9月17日現在)

 富山県ホームページ(http://www.pref.toyama.jp/)では、8月28日からヘッダーアニメーションでカウントダウンがスタート。県ホームページのヘッダー(上部)で可愛らしいきときと君と2本の新幹線のアニメーションが画面の右から左へと走り抜ける。1本目は、きときと君が「北陸新幹線開業まであと○○日!」と記されたフラッグを持ち、2本目は、「埼玉で「鉄軌道王国とやま展」を開催中!」といった新幹線関連のトピックスや県のイベントなどを紹介したコメントフラッグを持つ。

 アニメーションは臨場感たっぷりだ。フラッグやきときと君の鉢巻が風になびくことでスピード感を演出。手を振るきときと君の姿が愛らしい。パソコンキーボードの[F5]キー(再読み込み)を押すと、繰り返し見ることができる。

 富山県広報課では、「北陸新幹線開業まであと半年、県ホームページ ヘッダーアニメーションをぜひご覧ください。2本目のコメントは毎週月曜に更新します(祝日の場合は翌日)。県内外のイベントなどをぜひチェックしてください」と話している。

問い合わせ
「北陸新幹線開業」、「カウントダウンボード」について
●富山県知事政策局
TEL.076-444-8904
FAX.076-444-4053
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1002/
<北陸新幹線「富山県」開業PRサイト>
http://www.toyama-shinkansen.jp/

「県HPヘッダーアニメーション」について
●富山県知事政策局 広報課
TEL.076-444-3133
FAX.076-444-3478
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1001/

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