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2014年 5月 7日 [ イベント ]

No.656:魚津の踊りと美味の共演、よっしゃ来い!!CHOUROKUまつり

5月18日(日)、魚津市で「第2回よっしゃ来い!!CHOUROKUまつり」が開催される。伝統芸能「せり込み蝶六」をよさこい風にアレンジした踊りのコンテストやたてもん曳き廻し、郷土芸能披露、エコキャンドルナイトなどイベント目白押し。県内外のご当地グルメも味わおう。同時開催の「魚津deバル街」<5月16日(金)~19日(月)>では、魚津の気になるお店を食べ歩き&飲み歩きしよう!

●蝶が舞うかのような華麗な踊り、アップテンポの曲で元気に


▲日の丸扇子が華麗に舞う
▲魚津祭組オフィシャルダンスユニット
「9POWER」(右) ©魚津祭組

 ♪じゃんとこい、じゃんとこい……テンポのある曲に合わせ、日の丸扇子が美しく揺れ、踊り手たちの体が躍動する。“魚津が踊り出す。”をキャッチフレーズに掲げる「よっしゃ来い!!CHOUROKUまつり」は、魚津の伝統芸能「せり込み蝶六」をよさこい風にアレンジして踊る「よっしゃ来い!!CHOUROKU」のダンスコンテストを核にしたユニークなまつり。地域に元気や活力を創造し、まちの魅力を発信しようと、新川青年会議所と魚津商工会議所青年部の若手有志を中心とする実行委員会・魚津祭組が主催する。昨年5月の第1回のまつりには、市内外から約12,000人もの参加・来場があり、大いに盛り上がった。

 会場は、「よっしゃ来い!!CHOUROKU」コンテストなどを行う「ストリートエリア」(魚津商工会議所ビル前通り)、全国のソウルフード&ラーメンの店などが並ぶ「フードエリア」(魚津駅前近く)、よさこいステージ踊り、郷土芸能などを披露する「パークエリア」(魚津市役所前公園)の3つのエリアで構成される。各エリアをめぐりながらまつりを存分に楽しもう。

 コンテストには、保育園児や学生、大人のダンスチーム(計31チーム)がエントリー。笑顔、明るさ、元気よさといった表現、基本の振り付け、個性、チームワーク、振り付けの揃い具合、ダンススキルなどが審査され、最優秀グランプリ、優秀賞及び部門賞が決定される。この他、コンテスト対象外のオープン参加の11チームも踊る。まつりの開会式などでは、魚津祭組スペシャルサポートダンスチーム「POG(ピー・オー・ジー)」、魚津祭組オフィシャルダンスチーム「9POWER(ナインパワー)」がオリジナルダンスを披露。「よっしゃ来い!!CHOUROKUまつり」全参加チームによる総踊りもある。立山連峰の雄大な山並みをバックに、華麗な踊りを観賞したい。

 なお、「せり込み蝶六」は江戸時代、笠や扇子、提灯などを持ち、豊年を祈願して踊り明かしたのが始まりとされ、激しいリズムに合わせた踊りは、まるで極楽蝶が舞うかのよう。扇子を持って踊るのは、末広がりで、おめでたいからとされている。

 「ストリートエリア」では、県内外からの“よさこい”チーム(計16チーム)による演舞やたてもん曳き廻しも行われる。“たてもん”とは、高さ約16mの大柱に90余りの提灯を三角形につるし、そり台に立てた舟型の万燈。毎年8月第1金・土曜に、魚津市・諏訪神社の祭礼で7基が威勢よく曳き廻される。この「魚津のタテモン行事」は、国指定重要無形民俗文化財のうち、「山・鉾・屋台行事」(32件)としてユネスコ無形文化遺産登録へ一括提案される平成27年の審査案件に含まれている。今年の「よっしゃ来い!!CHOUROKUまつり」では、桜花連の絵柄の提灯を下げた諏訪町2区のたてもん1基が登場。勇壮、華麗な曳き廻し(9:00~、11:30~、15:10~、16:10~)を堪能したい。

●富山のソウルフードやラーメンに舌鼓


▲魚津ハトシ

 「フードエリア」では、県内と県外のご当地ラーメンが会場での売れ行きを競う“ラーメンバトル”が繰り広げられる。県内からは、富山湾のブリやフクラギなどでだしをとった塩ラーメン「魚津クリアらーめん」、海老味噌スープと深層水使用の麺を組み合わせた「入善ブラウンラーメン」、高岡産のホウレンソウを使ったあっさりとんこつ「高岡グリーンラーメン」など5つ、県外からは沖縄県の「八重山そば」、長野県の「信州佐久安養寺らーめん」、滋賀県の「長濱侍らーめん」など5つのラーメンがエントリーしている。各地渾身の一杯を味わえる。

 富山のソウルフードとして、富山湾で獲れたバイ貝を使った炊き込みご飯「魚津のバイ飯」(Fish-1グランプリ・準グランプリ受賞)や、魚のすり身を食パンで挟み、油で揚げた「魚津ハトシ」、「しんきろう白えびどんどん焼」などが登場する。魚津で長く愛されていた味を1日限定で復活させた「『すずらん』の焼うどん」も楽しみ。和風のだしと盛りだくさんのかつお節に食欲もそそられるだろう。県外からは、第8回B-1グランプリ(2013年)でゴールドグランプリを受賞した「なみえ焼きそば」(福島県)、「クリームパスタ風さといも麺」(新潟県)、「ひだコロッケ」(岐阜県)などが出店する。

●夜には、4,000個のキャンドルが灯る


▲昨年のよっしゃ来い!!
CHOUROKUまつりの様子

 「パークエリア」では、魚津せり込み蝶六保存会や魚津蜃気楼節保存会、上村木七夕祭保存会、北鬼江獅子舞保存会などが伝統芸能を披露するほか、元Le Couple(ル・クプル)ボーカルの藤田恵美さんによる「OMOIYARI音楽会」、沖縄・石垣島出身の姉妹ユニット・IRIS(イーリス)、魚津市在住のラッパー・NAO(ナオ)、入善町を中心に活動する楽団Pluto(プルート)などのライブも催される。天ぷら油を再利用した4,000個のキャンドルが灯る「エコキャンドルナイト」も必見。新川の豊かな自然、笑顔を表現したスマイルアース、スマイルロードのデザインに心も癒されるに違いない。

 よっしゃ来い!!CHOUROKUまつり実行委員会・魚津祭組では、「まつりに参加するチームの全体練習会を4月に魚津市のありそドームで開き、子どもから大人まで約400人が基本のステップを確認しました。オフィシャルダンスチーム・9POWERの子どもたちが各地でまつりをアピールし、まつりムードも日に日に高まっています。当日には、ありそドーム駐車場からシャトルバス利用のお客様先着500名(小学生以下)にプレゼントもあります。春の1日を魚津で過ごしませんか」と話している。

 なお、「よっしゃ来い!!CHOUROKUまつり」に合わせて「魚津deバル街」<5月16日(金)~19日(月)>も開催されるので魚津の気になるお店を食べ歩き&飲み歩きしよう! 居酒屋や日本料理店、寿司店、ラーメン店、カレー店など、62店舗が参加。各店で用意されるオリジナルのピンチョス(スペイン語のおつまみ)とドリンクが楽しみだ。魚津駅前観光案内所(TEL.0765-22-2244)で前売りチケット(3,500円)、当日チケット(4,000円)を発売。5枚綴りになっており、5店舗で1ピンチョス、1ドリンクが味わえる。チケットが余っても、5月20日(火)~25日(日)の期間中、一部の参加店でサービスを受けられるので“あとバル”にも出かけたい。

問い合わせ
「よっしゃ来い!!CHOUROKUまつり」について
●よっしゃ来い!!CHOUROKUまつり実行委員会・魚津祭組(魚津商工会議所内事務局)
TEL.0765-22-1200
FAX.0765-23-0120
http://yoshakoi-chouroku.com/

「魚津deバル街」について
●魚津市観光協会
TEL.0765-22-1200
FAX.0765-23-0120
http://www.uozu-kanko.jp/uozu-bar/

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