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2013年 8月 14日 [ イベント ]

No.619-1:エアポートの魅力を発信! 富山きときと空港開港&富山―東京便就航50周年記念イベント

今年8月に開港50周年と富山―東京便就航50周年を迎える富山きときと空港。8月24日(土)・25日(日)、記念イベントが開催される。例年9月開催の「空の日」記念イベントを前倒しし、内容も拡充。エアラインスタッフ交流イベント、麻薬探知犬デモンストレーション、展望デッキ無料開放、消防防災ヘリによる救難訓練見学などが予定されている。

●大空へ、未来へ新たな飛翔


▲富山きときと空港を飛び立つ
B787型機(平成25年6月15日就航)

 富山きときと空港は、県中央部を流れる神通川の河川敷に1,200mの滑走路を備えた空港として、昭和38年8月20日に開港した。開港当時は、プロペラ機により、東京便などが運航されていた。59年3月には滑走路を2,000mに延長し、ジェット機が就航する空港に生まれ変わった。現在、国内線では東京便、札幌便の2路線が運航中だ。

 一方、国際線は、平成5年4月に初の国際定期路線となる韓国・ソウル便が就航。現在、地方管理空港としてはトップクラスの海外5都市(ソウル、大連、北京、上海、台北)を結ぶ(※運休中の北京・大連便は、9月から富山・大連間が運航再開予定)。富山きときと空港は、富山県はもちろん、北陸・飛騨地方など隣県地域においても、国内外の“空の玄関口”となっている。

 置県130年を迎えた今年は、開港50周年&富山―東京便就航50周年のほか、ジェット化30周年、ソウル便就航20 周年、大連便就航15周年にもあたるメモリアルイヤーだ。置県130年の記念事業の一環として、昨年7月に富山空港の愛称を一般募集。応募総数537件(371案)の中から「富山きときと空港」に決まった。方言を使った空港愛称は全国初で、今年7月11日から空港ターミナルビルに愛称を記したサインが灯った。

 空港ターミナルビル1階には、富山きときと空港のこれまでのあゆみを紹介したパネルを展示する「開港50周年PRコーナー」が8月25日(日)まで開設され、また、河川敷にある空港を再現したジオラマ模型も展示されている。

 空港ジオラマ模型(制作:モデラーズクラブ「富山サンダーバーズ」、所蔵:富山県こどもみらい館)は実際の200分の1の大きさで、飛行機や整備車両、乗降客や送迎する人なども再現。見ていると、空港上空を遊覧飛行している気分になれる。


▲富山きときと空港(左)
▲開港50周年PRコーナー(右)

●今夏はファミリーで富山きときと空港へ


▲フライトシミュレーター(左)
▲空港消防車両の展示(中央)
▲富山きときと空港コンシェルジュ(右)

 8月24日(土)・25日(日)の富山きときと空港「空の日」記念イベントを紹介しよう。空港ターミナルビル1階のメインステージでは、麻薬探知犬の能力を紹介する「麻薬探知犬デモンストレーション」(24日13:20~13:50、25日10:00~10:30、13:40~14:10)、キャビンアテンダントらを迎えての「エアラインスタッフ交流イベント」(24日13:00~13:20、13:50~15:20、25日10:30~11:10、13:00~13:40)、富山きときと空港の「映像紹介」(24日12:00~13:00、15:20~16:00、25日9:30~10:00、11:10~13:00、14:10~15:00)が行われる。「エアラインスタッフ交流イベント」(24日13:50~15:20)では、NHK番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演したANA旅客機パイロット・早川秀昭氏を招き、B787型機などについてのトークイベントが開かれる。またメインステージには、きときと君(元気とやまマスコット)、べアドゥ(AIR DOマスコット)、カスタム君(税関イメージキャラクター)、くにまる君(航空局「空の日」シンボルキャラクター)など、マスコットキャラクターも大集合するのでファミリーで楽しみたい。

 その他、空港ターミナルビル内では、「フライトシミュレーターで君もANAパイロットだ!」(先着順)(24日12:00~16:00、25日9:30~12:00、12:30~15:00)、「ANA、AIR DO子供制服を着て写真を撮ろう」(24日12:00~16:00、25日9:30~15:00)、「ANAプレミアムシート体験」(24日12:00~16:00、25日9:30~15:00) 、「空港で飛ばそう ぼくらの紙飛行機」(24日12:00~16:00、25日9:30~15:00)と、普段体験できない企画が目白押し。ビル正面では、「空港消防車両の展示」、「ANA空港で働く車の展示」(24日12:00~16:00、25日9:30~15:00)も行われる。

 展望デッキは両日とも無料開放される。河川敷に延びる滑走路、パッセンジャー・ボーディング・ブリッジ(旅客搭乗橋)、離発着する航空機と、日本で唯一の“河川敷空港”の風景を眺めたい。24日12:40~13:10には「消防防災ヘリによる救難訓練」を展望デッキから見学でき、25日午前には各県のヘリコプターが観覧できる。富山県警察音楽隊ふれあいコンサート(25日11:20~11:50)も楽しみだ。「遊覧飛行 ヘリに乗ってみよう」(25日10:00~15:00/大人・中学生以上4,000円、子ども・3歳以上3,000円)では、富山市上空を約6分間飛行できる。最新情報は、富山きときと空港「空の日」記念イベントホームページ(http://www.toyama-airport.jp/detail.php?nid=72)で確認を。

 富山県知事政策局総合交通政策室では、「国内で唯一の河川敷空港“富山きときと空港”は、皆様のご支援とご協力により、今年開港50周年を迎えます。今後とも、より多くの方々に親しまれ、利用される空港づくりに努めるとともに、環日本海・アジア交流の拠点として機能を強化してまいります。8月24日(土)・25日(日)の“空の日”記念イベントは、家族揃って楽しめる企画をたくさん用意していますので、ぜひお越しください」と話している。

問い合わせ
●富山県知事政策局総合交通政策室
TEL.076-444-9028
FAX.076-444-3464
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1003/

●富山県富山空港管理事務所総務課
TEL.076-495-3055
FAX.076-495-3064
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1031/

●富山きときと空港ホームページ
http://www.toyama-airport.jp/

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