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2013年 8月 7日 [ トピックス ]

No.618-2:みずみずしく、上品な甘み、伝統の味わい冴える―富山の特産品で涼しい夏

大門素麺に入善ジャンボ西瓜……帰省や観光で富山にお越しの際は、富山の夏の特産品をお土産に味わってみてはいかが。お世話になった人へ贈るギフトにも最適。首都圏にお住まいの方は東京・有楽町の「いきいき富山館」に一度足を運んでみてほしい。“すっきり、冷やし甘酒”などの試食・試飲販売や実演販売もある。ふるさとの懐かしい味覚、富山の涼味を満喫する夏のひとときを。

●心がこもった産直便で富山をお届け


▲呉羽梨(左)
▲大門素麺(中央)
▲入善ジャンボ西瓜(右)

 富山駅前・CiCビル(富山市新富町)の5階にある物産センター富山<富山県いきいき物産(株)>の販売フロアには、豊かな自然に恵まれた富山ならではの季節の味覚や銘菓、地酒など特産品がずらり。暑い夏に涼を演出してくれる逸品が並んでおり、お土産選びにあれこれと迷ってしまいそうだ。高岡銅器製の風鈴の涼しげな音色を聞きながら、ショッピングを楽しみたい。

 夏といえば、冷たい麺の喉越しがたまらない。のぼり旗で出迎えてくれるのが、散居村で知られる砺波市の特産「大門(おおかど)素麺」のコーナー。大門素麺は冬の寒冷期、厳選した小麦粉に庄川の伏流水を加えて作られる手延べ素麺で、江戸時代からの歴史がある。細くて長い麺がくるくると巻かれた丸まげのような形と、コシの強さが特徴。今年、通常商品の半分となるハーフサイズも登場し、人気となっている。このほか、強いこしと粘りで、もちもちとした食感と風味が楽しめる「氷見うどん」や、利賀村の清らかな水を使った手延べ素麺「清流素麺」もおすすめ。麺そのものの旨みが口いっぱいに広がるだろう。


▲柿酢カッシュ(左)
▲富山ブラックサイダー(中央)
▲ぶり大根寿し(右)

 冷蔵コーナーには、スパイシーなフレーバーを使って、ご当地ラーメン「富山ブラック」の味わいを表現した「富山ブラックサイダー」や、天然由来の栄養を豊富に含んだ柿酢を使った「柿酢カッシュ」(山田村の柿酢入りサイダー)などが並ぶ。一口飲むと、シュワシュワの炭酸が暑さを吹き飛ばし、喉を潤してくれる。地酒の冷酒、冷えた地ビールもチェックしたい。

 物産センター富山<富山県いきいき物産(株)>の夏ギフト「富山産直便・2013夏」には上記の商品も含めて71商品をラインナップしている。店頭またはホームページ(http://www.ikiiki-toyama.co.jp/)から申し込めるのでアクセスを。カタログをめくれば、夏ならではの果実、肥沃な大地と黒部川の伏流水で育った「入善ジャンボ西瓜」が目に飛び込んでくる。わらで編んだ「さん俵」と呼ばれる座ぶとんで上下を挟み、荒縄で縛った状態で届けられる。西瓜自体は、ラグビーボールを大きくしたような長楕円形で、平均的なもので長さ約40cm、直径約30cmと、ジャンボなサイズ。みずみずしい果肉と上品な甘みも特徴だ。8月中旬までの販売なので早めに申し込みを。お盆ごろからは「呉羽梨」の出荷が始まる。シャキシャキとした果肉の歯ごたえ、上品な甘みが涼を運んでくれる。富山産直便では、呉羽梨の主力品種・幸水(8月中旬~下旬)、豊水(9月中旬~下旬)を販売。みずみずしい味わいを堪能したい。

 物産センター富山<富山県いきいき物産(株)>では、「富山産直便では、涼味いっぱいの大門素麺をはじめ、夏大根にぶりの切り身を挟んで発酵させた、ぶり大根寿し、定番のかまぼこ、昆布巻、昆布〆、越中富山 幸のこわけなど、ふるさとのいいもんを満載しています。受付は9月30日(月)まで。ご利用ください」と話している。

●プロが厳選した富山の逸品を東京で


▲すっきり、冷やし甘酒(左)
▲八尾和紙で作られたおわら風の盆人形(右)

 富山県アンテナショップ「いきいき富山館」(東京・有楽町 東京交通会館地下1階)では、東京に居ながら富山の味覚に出会える。物産館には、富山から直送された旬の食材、味覚など約800アイテムが所狭しと並ぶ。富山の生産者や製造業者が上京し、実演販売、試食・試飲販売を行うイベントが好評で、いきいき富山館の名物になっている。旬の味覚が揃っているので、ぜひ足を運んでみたい。

 8月のイベントとして、“すっきり、冷やし甘酒”試飲販売<8日(木)>、“シロエビの天ぷら”実演販売<9日(金)~13日(火)>、“手毬り押し寿し詰め合わせ”実演販売<14日(水)~19日(月)>、“ふわっとサクサク、ほたるいか、しろえびのかき餅”試食販売<20日(火)~23日(金)>、“地域食品評価会優秀商品(富山県食品産業協会)”試食販売<24日(土)・25日(日)>、“ほたるいか沖(沖漬)”試食販売<26日(月)~28日(水)>、“くれは梨(幸水)と夏秋野菜フェア”試食販売<29日(木)~9月1日(日)>が予定されている。

 米と糀だけで作られる甘酒はふくよかな甘みとすっきりとした味わいが特徴で、栄養価が高く、夏バテ予防に適している。店頭で揚げられた旬のシロエビはサクサクとした食感と滋味がなんとも魅力的。富山湾産・ホタルイカの浜干しなど塩干物も揃う。キンキンに冷えたビールや冷酒のつまみにもぴったりだ。また、旬を迎えた「くれは梨」の美味も楽しみたい。

 いきいき富山館・物産館では、「首都圏に向けて、富山の特産品の魅力や観光情報を発信する拠点です。富山の旬の食材のブランド化を目指し、連日、実演販売、試食販売を行っています。ます寿し、昆布〆など気に入った味覚にきっと出会えるはず」と話している。

 なお、いきいき富山館・情報館では「南砺市展~キミに見せたいものがあるんだ~」を開催中<8月18日(日)まで>。南砺市のアニメ制作会社、P.A.WORKSが手掛けた「恋旅」、「true tears」、「Another」の世界を紹介。「恋旅」主人公の等身大タペストリーや場面写パネル、監督サイン入り台本なども展示されているので、アニメファンはぜひ訪れてほしい。19日(月)からは、「越中八尾おわら風の盆 ポスター展示&関連グッズ販売」が始まる<9月5日(木)まで>。9月1日(日)~3日(火)のおわら風の盆本番前に情報館で気分を高めてから、実際に富山市八尾町を訪れて、坂の町の風情とおわら踊りを体感してみてはいかがだろう。

問い合わせ
●富山県いきいき物産(株)
TEL.076-444-7173
FAX.076-444-7133
http://www.ikiiki-toyama.co.jp/

●いきいき富山館(物産館・情報館)
TEL.03-3213-1244
FAX.03-3287-1722
http://toyamakan.jp/

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