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2012年 9月 12日 [ トピックス ]

No.572-1:めくる、めぐる、富山のしあわせ『とやま日季』2012夏秋号発行! 30名様に本誌プレゼント!!

富山の季節の息吹、人の温もり、暮らしの手触りなどを届ける、富山の暮らし体感誌『とやま日季』。2012夏秋号が発行された。山の湧き水と県産大豆の自然な旨味が詰まった五箇山豆腐を手づくりする夫妻を紹介した「とやま暮らし日季」、富山を代表する名産“ます寿し”を取り上げた「とやまブランドものがたり」など、今号も読み応えたっぷり。誌面がリニューアルし、ページをめくるごとに“富山ならではのしあわせ感”を実感できる。30名様に本誌プレゼント!応募は記事後半の「プレゼント応募フォーム」から


●表紙と裏表紙を一枚の写真で巻き、合掌造りの迫力ある佇まいを表現

 富山の季節の息吹、人の温もり、暮らしの手触りなどを季節ごとに届ける、富山の暮らし体感誌『とやま日季』。2012夏秋号が発行された。誌面がリニューアルし、ページをめくるごとに“富山ならではのしあわせ感”を実感できる。

 表紙は、南砺市五箇山の合掌造りの写真。茅葺き屋根の葺き替えの様子を捉えており、茅の清清しい香り、急勾配の屋根にへばりつきながら作業する人の息遣いが感じられる。写真が裏表紙へと続く、巻きのデザインで、緑の山々を背後にどっしりと佇む合掌造りの迫力を伝えている。裏表紙では、女優・タレントの柴田理恵さん<富山市(旧八尾町出身)>がエッセー「濃厚な五箇山」を寄稿。「五箇山は、行くたびにおいしい発見をしたり、風土や文化の歴史を知ったり、そこに暮らす人たちのあたたかさに触れられる場所」と、その魅力をつづる。

 特集の「とやま暮らし日季」では、南砺市上梨地区で山の湧き水と県産大豆の自然な旨味が詰まった五箇山豆腐を手づくりする岩﨑喜平さん、圭子さん夫妻をクローズアップ。五箇山豆腐は、10kg以上の重石で水分を抜くため、縄で縛っても崩れない、昔ながらの堅豆腐。「本物だけが持つ価値があります。先人が残してくれた財産を、これからも大切に守っていきたいものですね」と喜平さんは五箇山豆腐への思いを語る。五箇山といえば、民謡「こきりこ」。喜平さんは、唄い手として活動しながら、地元の南砺平高校の郷土芸能部で唄を指導。「単なる上手い、下手ではなく、五箇山の暮らしとともにある民謡を通して、生きる上での知恵のようなものを教えているつもりなんですよ」。喜平さんは次世代へと守り伝え、「世界のこきりこ」にしたいという夢を抱いている。

 「とやま対談」では、話題の東京スカイツリーの天望デッキ、天望回廊などの外装を手掛けたYKKグループの吉田忠裕YKK(株)代表取締役会長CEOと石井知事が「富山のものづくり、人づくり」について語り合った。富山県は昨年、「富山県ものづくり研究開発センター」を開設した。世界水準の26種類の最先端設備を導入し、企業や大学のナノテク関連をはじめとする先端研究の開発支援や人材育成などを推進している。「ものづくりなど産業振興のためにも、未来を担う人づくりが大切だと強く感じています」という石井知事に対し、「富山県は自然環境や歴史が背景にあるのかもしれませんが、辛抱強く、人間性、人間力が高い人たちがいます。高い技術を追求しながら、さらに技能を磨けるよう、いかに動機づけができるかが重要」と吉田CEO。YKK発展の地である富山県・黒部地域をYKKグループの人材育成のグローバルな拠点にしていきたいとしている。

●鮮やかな桜色のます寿しにまごころを込めて

 曲げ物の容器の蓋を開け、緑の笹をめくれば、鮮やかな桜色をしたマス……。「とやまブランドものがたり」では、富山を代表する味覚で、全国の駅弁の中でトップクラスの人気を誇る「ます寿し」を取り上げている。ます寿しといっても、魚の身の厚み、調味酢、押し具合など店ごとに独自の製法とこだわりがあり、その味わいはさまざま。客の方も、贈り物にする際には自分の好みのます寿しを選び抜くことで、特別なまごころを伝えると紹介している。

 新コーナーの「とやまを観る旅」では、今年7月に開館した「高志の国 文学館」を取り上げている。県ゆかりの作家の文学作品をはじめ、映画や漫画の作品の魅力を幅広く紹介し、発信する施設。大伴家持の詠んだ歌を文字や映像、音で楽しめる「万葉とばし」、アニメやマンガの作り方が分かる「不思議な本」など、ユニークな展示も見ごたえたっぷりのようだ。

 「とやま美食通信」では、もぎたての呉羽梨を使った梨パイや焼肉のたれ、ゼリー、ジャムなど加工品をまとめた「梨づくしセット」をお取り寄せ商品として紹介している。『とやま日季』にはさみ込まれたアンケートに答えると、梨づくしセットを抽選で5名様にプレゼント。10月31日(水)アンケート到着分まで有効となっているからぜひご回答を。

 『とやま日季』2012夏秋号は、A4判、オールカラー、16頁。東京・有楽町の「いきいき富山館」、東京、大阪、名古屋の富山県事務所のほか、県内ではいきいきKAN(富山駅前CiCビル5階)、県刊行物センター(県民会館1階)、道の駅、ドライブインなどで配布されている。

 『とやま日季』2012夏秋号を抽選で30名様にプレゼントします。プレゼント応募フォームに、プレゼント内容「とやま日季」・氏名・郵便番号・住所・メールアドレス・電話番号・記事を読んでのご感想をご記入のうえ、お送りください。<9月16日(日)締切り。発表は発送をもって代えさせていただきます。>

 →プレゼント応募フォーム
 



問い合わせ
●富山県観光・地域振興局地域振興課
TEL.076-444-9605
FAX.076-444-4561
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1400/

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