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2001年 9月 20日 [ トピックス ]

No.079-1:紙上で泳ぐかまぼこの鯛が、日本新聞博物館へ

●幸せをおすそ分けする富山の風習を紹介

 富山県が今年1月8日(成人の日)の全国紙などに掲載した「めでタイ」広告が、神奈川県横浜市にある日本新聞博物館の現代ゾーン・広告コーナー「話題の広告から」に12月28日(金)まで展示されている。 この広告は、富山県のイメージアップを図る目的で制作されたもので、富山の特産・細工かまぼこの鯛を原寸の大きさで新聞一面に掲載したことにより、全国から多くの反響が寄せられた。紅白の鯛のかまぼこ(一部新聞はモノクロ)をメインのビジュアルに、“大きな「めでタイ」を、富山から。”というキャッチコピーが付けられている。結婚や祝い事の引出物のひとつとして細工かまぼこが使われ、もらった人は親戚や隣近所におすそ分けするといった富山の風習を紹介。また、新世紀・新成人への祝いの気持ちと、昨年の「2000年とやま国体」への感謝も込められている。 実物大の鯛のかまぼこやテレホンカードなどのプレゼント企画には、全国から19,690通もの応募があり、「厚紙に貼った鯛が、我が家の壁を泳いでいます」「富山で結婚式をしたかった」など、いろいろな感想が寄せられた。
 

●過去の新聞広告2点が常設展示  

日本新聞博物館(愛称:ニュースパーク)は、日本の新聞の歩みをたどる「歴史ゾーン」と、現代の新聞・通 信社の活動を紹介する「現代ゾーン」の2つの常設展示室を中心に構成されており、約15万点の収蔵資料をもとにした実物や模型、映像などが鑑賞できる。  なお、「歴史ゾーン」の地域密着部門には、富山県が平成9年に制作した新聞広告「日本の大誤解 薄い印象」と、平成10年の「印象・ご意見」が常設展示されている。  首都圏でふるさと富山の細工かまぼこに出会えるこの機会。富山県出身者はもちろん、富山に興味のある方はぜひ鑑賞してほしい。




問い合わせ
●日本新聞博物館
TEL 045(661)2044
横浜市中区日大通11番地(横浜情報文化センター内)

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