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2002年 10月 9日 [ イベント ]

No.103-1:世界遺産・五箇山合掌造り集落が切手に


●合掌造り集落の四季折々の風景を切手で観賞

 世界遺産をモチーフにした郵便切手「世界遺産シリーズ」の第9集として、「白川郷・五箇山の合掌造り集落」が、9月20日に全国一斉発売された。80円郵便切手10枚のうち、富山県平村相倉の図柄が3枚、上平村菅沼2枚、岐阜県白川村荻町5枚で構成されている。
 発行枚数は、切手10枚セットで300万枚(80円切手合計3,000万枚)。平村相倉では合掌造り集落と初夏の水田・雪持林、上平村菅沼では雪の合掌造り家屋、白川村荻町では上町付近と紅葉の風景、雪の夜景などが紹介されており、合掌造り集落の四季折々の風景が楽しめる内容となっている。
 なお、「世界遺産シリーズ」は、平成6年以降に登録された日本の世界遺産をシリーズ切手としているもので、昨年2月から「日光の社寺」、「厳島神社」、「古都京都の文化財から延暦寺、醍醐寺、仁和寺、平等院」、「古都奈良の文化財から東大寺、興福寺」など、8シリーズが発行されている。

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●世界遺産の合掌造り家屋群の保存に携われる機会  

 世界遺産・五箇山合掌造り集落の話題をもう一つ紹介しよう。菅沼合掌造り集落のある上平村では、11月4日に実施する「茅(カヤ)刈り体験ツアー」の参加者を募集している。この体験ツアーは、世界遺産・合掌造り家屋群の保存への協力や、五箇山の大自然を体感してもらうことなどを目的に開催されるイベント。当日は、菅沼合掌造り集落に隣接する「合掌の里」で家屋の仕組みや屋根葺きについて学び、集落を見学。そのあとに近くの山の茅場へ行き、鎌を手に茅の刈り取り作業を2時間半ほど行う。茅とは、合掌造り家屋の三角屋根に葺かれる植物(スゲ、ススキなど)のことで、山里の厳しい自然環境や雨、風、雪から合掌造りを守っている。各合掌造り家屋では十数年に一度、茅の葺き替えが必要なため、五箇山では茅の刈り取りや乾燥、備蓄が森林組合の手で行われている。
 参加希望者は、官製はがき、FAX、E-mailのいずれかに住所、氏名、年齢、性別、電話番号を記入して、上平村役場内「茅刈り体験ツアー事務局」へ申込みを。

●申込み
締めきり/10月23日(当日消印有効)
参加対象/高校生以上
参加費/1,500円(傷害保険料・昼食代込み)
申込み先/〒939-1998 富山県上平村細島879  上平村役場内「茅刈り体験ツアー事務局」
TEL 0763-67-3211 FAX0763-67-3030
E-mail gasshounosato@vill.kamitaira.toyama.jp

問い合わせ
●郵便切手「世界遺産シリーズ第9集 白川郷・五箇山の合掌造り集落」/北陸郵政局郵務部
TEL 076-220-3111
●茅刈り体験ツアー/上平村役場内「茅刈り体験ツアー事務局」
TEL 0763-67-3211

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