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2003年 10月 8日 [ 特産品 ]

No.127-1:県内の地ビールメーカー2社に金賞、銀賞

●銘水が育んだ生ビールの深い味わい

 日本地ビール協会主催の「インターナショナル・ビア・コンペティション2003(国際ビール大賞審査会)」で、氷見市のいきいき地ビールで製造されている「太閤エール」がフリースタイル部門で金賞、「黒部氷筍ビール」がジャーマンスタイル・シュヴァルツビア部門で銀賞、宇奈月町の宇奈月ビールで製造されている「カモシカ」がトラディショナル・ボック部門で金賞に輝いた。同審査会は世界四大ビアコンペティションの一つで、今年は50社123銘柄が出品され、香りや外観、味のバランスなどが審査された。
 いきいき地ビールの「太閤エール」は、ホップ量を通常の2.5倍に増やし、アルコール度数を7.5%に高めたもので、ホップの苦味と香りが特徴。後立山連峰の地層からの湧水を醸造水として使用した「黒部氷筍ビール」は、適度な苦味と深い味わいのなかに、さらっとした後味が楽しめる黒ビール。硬度 140mg/lの中硬水に含まれる、カルシウム、マグネシウム、カリウムなどの成分によって、本場ヨーロッパのビールに似た味わいが堪能できる。

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●ビアレストランでつくりたてのおいしさを

 一方、宇奈月ビールの「カモシカ」は、地元産の宇奈月大麦と黒部川の伏流水を醸造に使った黒ビール。ロースト麦芽を多く使い、芳醇な香りとすっきりとした後味が特徴だ。
 いきいき地ビールと宇奈月ビールは、どちらも醸造工場にビアレストラン(いきいき地ビール/レストラン・ビア・ライゼ、宇奈月ビール/ブルワリーレストラン・宇奈月麦酒館)を併設。和洋の料理を肴に今回受賞の地ビールのほか、数種類の銘柄が味わえる。いきいき地ビールは県内一の漁獲量を誇る魚都氷見、宇奈月ビールは宇奈月温泉と黒部峡谷で知られる宇奈月町と観光に恵まれた地にあるので、周遊スケジュールに組み込んでみたい。また、県外向けに地ビールの発送も可能となっており、自宅で地ビールを飲み比べてみるのもいいだろう。清らかで豊かな水に恵まれた富山ならではの地ビールのおいしさを味わってみたい。

問い合わせ
●いきいき地ビール
TEL.0766-91-8200
http://www.iki-iki.co.jp/

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